Silverlightで作成したドキュメント共有サービス「Libura.com」ドキュメントを共有し、校正・コメント付与などが可能

» 2010年03月08日 00時00分 公開
[大津心,@IT]

 ネオジャパンは3月8日、ビジネスコンシューマ向けにWebサイト上でドキュメントの閲覧・共有ができるサービス「Libura.com」を提供開始すると発表した。ユーザー登録することで、最大1ギガバイトまで無料で利用できる。

 Libura.comは、ユーザーが写真や画像、マニュアル、オフィス文書といったさまざまなドキュメントをアップロードし、共有できるサービス。マイクロソフトのSilverlightで構築されており、ユーザーはSilverlightをインストールしていれば、ドキュメントを閲覧するのに個別ビューワが必要ないのが特徴だ。

画面イメージ Libura.comのTOP画面イメージ

 アップロードできるファイルは、Microsoft Word、Excel、PowerPoint、PDF、EPS、画像ファイル、テキストドキュメント。アップロードするファイルには、「全体に公開」や「特定人物にだけ公開」などの閲覧制限を付与したり、吹き出しをつけてコメントを書く、付箋を貼る、外部リンクを設定することなどが可能。登録したドキュメントはブログパーツとしても利用できる。対応しているブログは、livedoor Blog、So-netブログ、Google Blogger、FC2ブログ、ココログなど。

 最大の特徴は、アップロードしたドキュメントを共有して校正やコメント付与などが行える点だ。例えば、発表前リリース文を特定の関係者にだけ公開して校正したり、自宅設計図をオープンに公開してコメントを募ることもできる。

 ネオジャパン マーケティング統括部 小沼尚夫氏は、「最大のライバルは『Google docs』。ビジネスモデルは、企業ごとにチャンネルを作ったり、広告収入などを計画している。また、特定企業のためだけのクローズなサービス提供も考えられるだろう。夏までには、掲載本数で1万ドキュメントを目指す」とコメントした。

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