国産CMS「NetCommons」搭載のサーバをレンタル開始リンクとエーティーワークス、「at+link NetCommons Ready」を提供

» 2010年07月30日 00時00分 公開
[内野宏信,@IT]

 リンクとエーティーワークスは7月30日、オープンソースの国産CMS「NetCommons」をインストールした専用型レンタルサーバ「at+link NetCommons Ready」を8月3日から提供開始すると発表した。専門の知識やスキルを持たないユーザーでもWebサイトを構築できる「NetCommons」がインストール済みであることから、「at+link NetCommons Ready」を導入後、誰でもすぐにWebサイトを作れる環境が整うという。

 「NetCommons」は国立情報学研究所が2005年から無償公開している国産CMS。さまざまな機能を持ったモジュールを組み合わせることで、専門的な知識・スキルのないユーザーでも一般向け・会員向けのWebサイトの構築・更新ができるとして、教育機関を中心に2000以上の団体に利用されているという。

 「at+link NetCommons Ready」は、この「NetCommons」がインストールされたサーバを提供する専用型レンタルサーバサービス。リンクとエーティーワークスが共同運営しているサーバサービス「at+link(エーティー・リンク)」の1ラインナップとして提供する。専用型のため、Webサイトへのアクセスが増えてもほかのユーザーの影響を受けることなく快適かつ安全に利用できるほか、メールアカウントの発行や、メーリングリスト・ファイルサーバとしての利用も可能だという。レンタル機器の運用もバックアップする。

 料金は初期費用が3万1500円、月間利用料が1万2600円。なお、「サービス開始を記念して、初期費用0円で提供するキャンペーンを2010年8月3日から10月27日まで実施する」という。

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