震災関連の緊急情報提供を支援

アカマイやJストリーム、CDNの無償提供で復旧支援

2011/03/17

 アカマイ・テクノロジーズは3月17日、東北関東大震災の緊急復旧支援策として、同社のコンテンツ配信ネットワーク(CDN)の無償提供プログラムを発表した。

 アカマイは、世界72カ国に約8万4000台のサーバを配置して、コンテンツ配信プラットフォーム「Edge Platform」を構築している。エンドユーザーに近いところに多数のサーバを配置することで、レスポンスタイムを改善し、サーバの負荷分散を図る仕組みだ。

 同社では、大震災に関連する緊急情報を提供する公的機関や団体、組織に対し、「東日本大地震 緊急配信無償提供プログラム」を提供する。同プログラムでは、「公共性の高い緊急情報提供を必要としている団体・組織など」と「今回の震災で通信/ネットワーク被害を受けた企業・団体」を対象に、Edge Platformを利用した配信サービスを提供。アクセス集中によるサーバ運用停止などのリスクを回避し、重要な情報を安定的に提供できるよう支援する。

 同プログラムでは、オリジナルのサーバにはアカマイのストレージを利用するほか、ファイルは静的であることなどの制限がある。キャッシュの有効期間は一律で10分間だ。ただし、アクセス制限は特に設けていないほか、不測の事態が発生しても、周辺諸国に配置した配信サーバ群を通じて情報提供の継続が可能だ。

 プログラムの利用受付は、メール(relief@akamai.com)で行っている。無償提供期間は3月15日から4月30日まで。

 また、Jストリームは3月14日に、同じく負荷集中を防ぐためのCDNサービスの無償提供を発表している。同じく、アプリケーションやプログラムは預からず、静的なコンテンツが対象だ。Webサイト(https://regist11.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=lar-lfrit-150d5687e7b2998819f9f95cd38329a7)で申し込みを受け付けている。

(@IT 高橋睦美)

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