ファイルチェックに「想定を大きく上回る時間」

NTTPCのクラウドサービスで障害、復旧時期は未定

2011/05/13

 NTTPCコミュニケーションズが提供するパブリッククラウドサービス「WebARENA CLOUD9」で、5月8日から障害が発生している。復旧の見込みは今のところ不明だ。

 WebARENA CLOUD9は、IaaS型のパブリッククラウドサービス。米Verioと共同開発したクラウド基盤に日本向けのローカライズを加え、仮想サーバを提供している。

 同社が公開した情報によると、5月8日午前0時ごろに障害が発生し、すべての仮想サーバに接続できない状態となった。仮想サーバが起動できない事象も発生しているほか、顧客のデータに不整合が生じた可能性もあるという。

 原因はファイルシステムの不具合。当初は5月9日11時、次いで12日10時ごろの復旧を見込んでいたが、データ不整合解消のためのファイルチェックが難航し、想定を大きく上回る時間を要する状態になっている。復旧時期は未定で、データ復旧の可否も含め、判明次第報告していくという。

 これを受けてNTTPCコミュニケーションズでは、WebARENA CLOUD9の新規申し込み受付を一時停止した。同社広報によると、障害の影響を受けたユーザーへの対応については検討中で、原因究明と復旧作業を進めつつ、個別に対応していく方向という。

(@IT 高橋睦美)

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