Windows、LinuxにHP-UXの機能を一部移植

米HP、「ミッションクリティカル=Itanium」から脱却へ

2011/11/24

 米HPは11月22日、ミッションクリティカルシステムにおけるItaniumプロセッサ/HP-UX依存から脱却する新たなプロジェクト「Odyssey」を発表した。これは、同社のこれまでの「ミッションクリティカル=Itanium=HP-UX」という図式からの大幅な戦略変換を意味する。

 同社は今後、Superdome 2にXeonプロセッサ・サーバブレードを提供する一方、LinuxおよびWindowsに対して、HP-UXの特徴である複数の高信頼性機能を提供していくという。この発表につき、HPは「HPのテクノロジー革新を、Integrity/HP-UXからx86にもたらす」という表現をしている。

 HPの発表によると、同社はSuperdome 2用に32ソケットのXeonサーバブレードを提供する(提供時期は発表していない)。Superdome 2ユーザーは、同一筺(きょう)体内にItaniumブレードとXeonブレードを混在させて稼働できる。HPは一方で、x86ブレードサーバであるBladeSystemの拡張性を高めていく。

 さらに、LinuxやWindows環境にHP-UXの一部機能を提供することで、これらのOSを使ったミッションクリティカルなコンピューティングを促進するという。具体例としてHPは、x86サーバのファームウェアにおいてエラー分析/修復を実行する機能「HP Analysis Engine for x86」の提供、x86サーバ上での「HP nPartition」(サーバボード単位のサーバ論理分割機能)の提供、Linux環境へのHP Serviceguardの提供などを挙げている。

 HP Integrityサーバ、HP NonStopシステム、HP-UX、OpenVMSの開発は継続されるという。

(@IT 三木泉)

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