ウイルス対策ソフトの無償提供やブラックリスト改善など

Facebookがセキュリティ企業5社と協力

2012/04/26

 米Facebookは4月25日、ウイルス対策ソフトウェアベンダ5社の協力を得て「Antivirus Marketplace」を開設した。ここから各社のウイルス対策ソフトウェアをダウンロードし、無償で6カ月間利用できる。

 今回の取り組みは、同社とマイクロソフト、マカフィー、トレンドマイクロ、ソフォス、シマンテックとの提携に基づくものだ。Facebookのセキュリティ情報ページ「Facebook Security」内に設置されたAntivirus Marketplaceから、いずれかの対策ソフトを入手できるようになっている。

 Facebookと5社はまた、利用者のセキュリティ強化に向けて、セキュリティに関する教育コンテンツに関しても協力し、「Facebook Security Blog」で情報を提供する。さらに、スパムリンクや不正なリンクを検出するためにFacebookが利用している「ブラックリスト」においても、提携各社が運営しているデータベースの情報を活用。現在、コンテンツの4%がスパムで占められているというが、この数字をさらに減らしていくとしている。

(@IT 高橋睦美)

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