初年度はRails、PHPなど3団体

OSS利活用を推進、BOSS-CON JAPANが設立へ

2012/05/25

 BOSS-CON JAPAN発起人会事務局は5月22日、OSSを扱うソリューション・プロバイダーを認定し、OSSの利活用を推進する業界団体「BOSS-CON JAPAN」の発起人会を設立すると発表した。現在は設立メンバーの募集中で、7月2日に団体を設立する。初年度はRuby on Rails、PHP、Alinous-CORE関連の各ビジネスコミュニティを発足させる。

 設立の狙いは、国内で普及しているOSSとして技術コミュニティが存在する一方で、販売促進や事業推進をする業界基盤がないOSSについて、業界全体でビジネス投資の効率を上げることという。参加する各コミュニティは、独自のプログラムや認定基準を作り、業界が発展しやすくなるビジネス基盤を作る。運営はBOSS-CON事務局と各コミュニティの内部貢献者が中心となって行う。共通の事務局を作ることで、新しいOSSのコミュニティも立ち上げやすくするという。

 参加予定企業はアシアル、アールラーニング、NECソフト、沖電気工業、オライリー・ジャパン、コンテンツワン、日本ユニシス、ネットワーク応用通信研究所、日立ソリューションズなど。

(@IT 西村賢)

情報をお寄せください:

Coding Edge フォーラム 新着記事
@ITメールマガジン 新着情報やスタッフのコラムがメールで届きます(無料)

キャリアアップ

- PR -

注目のテーマ

ソリューションFLASH

「ITmedia マーケティング」新着記事

天候と位置情報を活用 ルグランとジオロジックが新たな広告サービスを共同開発
ルグランとジオロジックが新たな「天気連動型広告」を共同開発した。ルグランが気象デー...

“AI美女”を広告に起用しない ユニリーバ「Dove」はなぜそう決めたのか
Unilever傘下の美容ケアブランド「Dove」は、「Real Beauty」の20周年を機に、生成AIツー...

有料動画サービス 34歳以下では過半数が利用経験、4割は1日1回以上利用
「ニールセン・ビデオコンテンツ アンド アド レポート 2024」を基に、テレビ画面での動...