旭硝子がIFRSを任意適用、2013年12月期から【IFRS】グループ経営の効率性を高める狙い

IFRSによる連結財務諸表の開示は2013年12月期通期の決算発表から。2013年12月期の第1四半期から第3四半期までは日本の会計基準で開示する。

2013年02月07日 20時00分 公開
[垣内郁栄,TechTargetジャパン]

 旭硝子は2月7日、IFRS(国際財務報告基準、国際会計基準)を2013年12月期決算から任意適用すると発表した。ガラス業界では日本板硝子がIFRSを既に任意適用している。

 IFRSによる連結財務諸表の開示は2013年12月期通期の決算発表から。2013年12月期の第1四半期から第3四半期までは日本の会計基準で開示する。

 旭硝子は建築や自動車、ディスプレー向けのガラスや、電子部材、化学品などの事業を世界30カ国で展開。IFRSを適用することで世界の競合との比較可能性が高まると同時に、グループ内での意思決定や業績評価の効率が高まるとしている。

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