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NECのWebOTXと連携するパートナーの製品やソリューションをサービス基盤の視点から紹介するWebOTX WORKS Partner Voices、第2回はアドビシステムズが提供する、ビジネスコミュニケーションを円滑に回すためのプラットフォーム「LiveCycle™ Enterprise Suite」に注目します。
表現力をビジネスの現場に |
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テキストと画像だけで構成されていたWebサイト、それはもう前世代のものだ。いまやFlashによるアニメーションや動画で彩られ、ユーザーインターフェイスもより直感的なものが実現できている。Webからダウンロードできるドキュメントではセキュリティの確保が重要であり、PDFが利用されることも多い。PDFやFlashに関してはWebブラウザがインストールされている環境であれば、ほぼ100%プラグインがインストールされており、誰もが利用可能なデファクトスタンダードな表現方法の1つといってよいだろう。
表現力あふれるFlash、そしてプラットフォームに依存しないドキュメント環境であるPDFをビジネスで利用しない手はない。そのニーズを一手に受けるエンタープライズ向けプラットフォームこそアドビシステムズの 「LiveCycle™ Enterprise Suite(ES)」だ。
LiveCycle ESのパワーに触れる |
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アドビシステムズ マーケティング部の小島英揮氏は、LiveCycle ESを「使う人が使いやすくなるよう、ビジネススタイルに合った表現をするためのツール」だと語る。
アドビシステムズ マーケティング部 ビジネスソリューション/ エンタープライズ& デベロッパーマーケティング部 小島 英揮氏 |
LiveCycle ESは、Java 基盤上で、RIAやドキュメントサービスを実現するためのソリューションコンポーネント群の総称である。LiveCycle ESを使うと、HTMLを使った従来の“テキストや画像だけ”の世界で提供されていた情報を、FlashやPDFを使ってリッチに表現できる。「表現力」とはアプリケーションからアプリケーションへとデータを渡すときには不要かもしれないが、人が介在する処理には必須なものであり、その点が十分に考えられているのが特長だ。
百聞は一見にしかず、ぜひデモアプリケーション「LiveCycle on AIR」に触れてほしい。このデモでは話題のデスクトップRIAランタイム、Adobe AIRを活用し、「PDFの作成と保護」「ガイド付き帳票作成ツール」「ダッシュボードとレポート作成」などのデモシナリオを通して、短時間でLiveCycle ESの特長をつかむことができる。それらを簡単に紹介しよう。
■LiveCycle on AIRは、LiveCycle ESのWebサイトよりダウンロード可能です ⇒http://www.adobe.com/jp/livecycle/ |
●配布後の情報コントロールを実現
PDFの作成と保護 |
デモ「PDFの作成と保護」では、LiveCycleのDRMテクノロジーを使った動的なアクセスコントロールを体験することができる。任意のファイルをAIRの機能でLiveCycleにアップロードするだけで、PDF変換→DRM適用のプロセスがLiveCycle上で実行され、「1日だけ閲覧可能」なPDFや、利用状況を監視可能な「オンライン環境だけで利用可能」なPDFが作成できる。情報の利用者、利用期間、利用範囲は管理者が自由に変更できるので、情報のライフサイクルや、契約関係の変化に応じて、情報流通を自在にコントロールできるのだ。
●RIAとPDFの連携で利用者の負担を軽減
ガイド付き帳票作成ツール |
デモ「ガイド付き帳票作成ツール」では、複雑な帳票入力をRIAがアシストする「フォームガイド」という機能を体験できる。フォームガイドの機能を分かりやすく説明すると、イメージ的には皆さんもよくご存じの「年末調整」のような複雑な申請書を、ウィザード形式の入力フォームに、名前、住所などの質問項目に答えていくと、自動的にPDFベースで帳票ができあがるというものである。ここで注目したいのは、PDFが単にウィザードで入力された情報を反映するだけではなく、PDF上での修正、変更が可能な点だ。こうしたラウンドトリップな(双方の環境を行き来できる)入力環境をサポートすることで、利用者の負担は格段に少なくなるのだ。
●データの可視化も自在に
ダッシュボードとレポート作成 |
デモ「ダッシュボードとレポート作成」ではバックエンドのデータベースに格納されたデータを基に、動的に折れ線グラフ、円グラフ、棒グラフなどをグラフィカルに表示する。そのグラフにマウスカーソルを合わせると詳細なデータが表示され、クリックするとドリルダウンするといったように、直感的な動作を作ることもAIRならばお手の物だ。これはFlashの表現力とバックエンドのデータベースがLiveCycleで密に結合されている結果である。
このように、LiveCycle ESでは柔軟性の高いセキュリティ、ビジネスドキュメントのワークフロー、そして優れた表現力を現実のビジネスに適用することができる。そして利用者に必要なものはAdobe ReaderやFlashのプラグインだけであり、クライアントに専用のアプリケーションを配布しなくてもよい点にも注目したい。
時々刻々と変化するデータ、それをFlashやPDFを活用し、“魅せる”仕組み。この2つをスムーズにつなぐためのビジネス基盤がLiveCycle ESなのだ。
LiveCycle ESの要、データサービスを支えるNECの技術 |
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LiveCycleが提供するこれらのサービスを利用する上で欠かせないのが、LiveCycleのコンポーネントの1つとして提供されているアドビシステムズのSOAプラットフォーム、「LiveCycle Data Services ES」(以下LC DS)だ。
例えば先のデモで、PDFを作成するボタンをクリックする、グラフをクリックしてドリルダウンするなどのアクションにはそれぞれ LiveCycle ESとのインタラクションが発生する。これらのアクションはLC DSを経由して高速に実行され、必要な場合はプッシュのテクノロジーを使った情報の一斉配信や、クライアントとサーバ間のデータの同期が行われる。このLC DSのAMF(Action Message Format)通信やリモーティング、メッセージングなどの「データサービス」機能が安心、確実に動作するための基盤としてNECのサービス実行基盤 WebOTXが使われている。
AMF通信やリモーティング、データ配信や同期を行うのがデータサービス。 WebOTXの高信頼技術で大規模システムへの導入も安心だ。 |
LiveCycleを使ったソリューションでは、LiveCycleが提供するサービスを、いかにクライアントから高速に使えるかが要となる。このサーバ連携がスムーズかつ安心して行えなくては情報も回らない。「もちろん、この部分には可用性、信頼性のあるコンポーネントを使う必要がある」と小島氏は語る。WebOTXがLiveCycle ESの最も重要な部分に採用されているということだ。
実際、大規模なRIA導入を検討されている顧客においては、機能の高さだけでなく、可用性、信頼性も導入決定の大きなポイントとなる。このようなシーンにおいて、多くの顧客がWebOTXを選定している。さらにWebOTXがもつNGNへの対応なども、今後ますますRIAが広がっていく上で、重要な要素になるのは間違いない。
ビジネスのプロセスを、アドビシステムズとNECの技術で回す。見せる技術と回す技術が融合したLiveCycle ESで、ビジネスコミュニケーションの“サイクル”が加速するのだ。2008年10月に開催されるWebOTX WORKS DAY 2008のアドビシステムズの講演パートは、ライブデモを交えながらの講演となるとのこと。「ビジネスサイクルの加速」をリアルに感じることができそうだ。LiveCycle ES、そしてWebOTXをより深く知りたいすべてのエンジニアは、このイベントに注目すべきだろう。
セミナー開催情報 |
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さらにNEC講演、WebOTX WORKSパートナーの講演と続き、将来あるべき基幹系システムとその実現のためのソリューションを紹介します。受講料は無料となりますので、ぜひご来場ください。
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提供:日本電気株式会社
企画:アイティメディア 営業本部
制作:@IT 編集部
掲載内容有効期限:2008年9月30日
● WebOTX WORKS Partner Voices: |
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第1回: 漏れのない検索を実現する方法とは 住友電工情報システム 「QuickSolution」 |
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第2回: AIRにFlash、PDF。アドビ技術の集大成 アドビシステムズ 「LiveCycle ES」 |
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第3回: 既存システムとの連携に不可欠なピース セゾン情報システムズ 「HULFT」 |
関連リンク |
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Adobe LiveCycle Enterprise Suite | |
Adobe AIRギャラリー | |
NECのサービス実行基盤 WebOTX | |
WebOTXパートナープログラム WebOTX WORKS | |
NECのサービス実行基盤 WebOTX 事例ご紹介 | |
プレスリリース: サービス実行基盤「WebOTX」最新版の発売 |
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さらにNEC講演、WebOTX WORKSパートナーの講演と続き、将来あるべき基幹系システムとその実現のためのソリューションを紹介します。受講料は無料となりますので、ぜひご来場ください。
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