IaaSもOracle Cloud! “高性能&低価格”に加えてSPARCやVMware向けクラウドなど独自サービスも充実Windows Server環境、アーカイブストレージが格安(1/3 ページ)

Oracle Cloudは、IaaSもすごい。Windows Server環境などが圧倒的なコストパフォーマンスで使える他、SPARC環境やVMware向けクラウドのRavello、クラウドと同じインフラをオンプレミスで使えるOracle Cloud at Customerなど、独自のサービスも豊富に提供している。[パブリッククラウド][Oracle Cloud]

» 2017年01月10日 07時00分 公開
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オラクルのIaaSならWindows Server環境が安い SPARCマシンも使える

 オラクルのパブリッククラウド「Oracle Cloud」は、企業システムの構築/運用で必要となるさまざまサービスを提供しており、そのラインアップには当然ながらIaaS(Infrastructure as a Service)も含まれる。SaaS(Software as a Service)、PaaS(Platform as a Service)の豊富かつユニークなサービスが企業の関心を集めているが、実はIaaSでも、オラクルならではともいえる魅力的なサービスを低価格で提供しているのだ。ここでは、それらのサービスを一気に紹介する。

 Oracle CloudのIaaSの特徴としては、次の2つが挙げられる。

  • 他社のクラウドサービスと比較して高いコストパフォーマンスを備える
  • ユニークかつ有用性の高いサービスを提供している
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 以下、それぞれの特徴を見ていこう。

 まず、Oracle Cloudでは、汎用サーバ環境を提供するサービスとして「Oracle Compute Cloud Service」を用意している。これには、リソースを他のユーザーと共有する「Elastic Compute Cloud Service」の他、リソースを専有ゾーンに配置して他のユーザーとは分離した環境で利用できる「Dedicated Compute Cloud Service」がある。

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 開発/テスト環境として使う場合や、大量のリソースを必要としない一般的なアプリケーションで使う場合はElastic Compute Cloud Serviceを、ミッションクリティカルなアプリケーションの本番環境として利用する場合はDedicated Compute Cloud Serviceをといった具合に、用途に応じて使い分けられる。

 スペックの単位は「OCPU(Oracle CPU)」で表され、1OCPUは物理1コアに相当する。最小構成は1OCPUとなり、これはスペック的にはAWS EC2におけるr3.large相当だと考えればよい。

 このサービスで特に注目してもらいたいのは、コストパフォーマンスの高さだ。同等スペックで単位時間当たりの料金を比較した場合、Oracle Compute Cloud ServiceはAWS EC2とMicrosoft Azureよりも割安となる(2016年12月時点)。さらに特筆すべきは、Oracle Compute Cloud ServiceではOSとしてWindows Serverを選んだ場合でも、Linuxと同じ料金で利用できるプロモーションプライスが設定されている点だ。

photo ※2016年12月時点における比較結果

 AWS EC2やMicrosoft Azureの場合、Windows Serverのライセンス料金も加わるのだが、Oracle Compute Cloud ServiceならばWindows Serverのライセンス料金を負担する必要はない(本記事掲載時点)。これにより、例えば16CPUを搭載したWindows Server環境4台を1カ月当たり10日間利用した場合の1年間の料金をAWS EC2と比較すると、下図のようになる。

photo ※2016年12月時点における比較結果

 Windows Serverを中心に使っている企業にとって、この料金の差は相当な魅力と映るはずだ。

 また、リソースを専有するDedicated Compute Cloud Serviceでは、x86サーバの他にSPARCマシンを選択できる点が他のIaaSにはない大きなメリットである。

 SPARC Compute Cloud Serviceで提供されるのは30コアのCPUと442GBのメモリを搭載したSPARC T7-1 Compute×10台となり、さらにZFS Storageも利用できる。SPARC環境をIaaSで提供するクラウドサービスは貴重な存在であり、既存のSPARC資産をクラウドに移行するのに適するサービスである。

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提供:日本オラクル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2017年2月9日

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