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» 2017年07月19日 07時00分 公開

OLTPとデータ分析の共存が可能に:既存データベースをコスト&リスクを抑えてインメモリ化──企業がOracle Database In-Memoryを使うメリット (1/3)

既存のデータベース環境を最小限のコストとリスクで大幅に高速化し、データのリアルタイム活用を実現する「Oracle Database In-Memory」。同製品ならではのメリットや活用事例について、米オラクルでプロダクトマネジャーを務めるマリア・コルガン氏に聞いた。[パフォーマンス改善][Oracle Database 12c]

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高速なインメモリデータベースを既存環境に“リスクフリー”で導入

photo 米Oracle マスター・プロダクトマネジャーのマリア・コルガン氏

 今日、多くの企業で高まっている「既存のデータベース環境を生かしたデータのリアルタイム活用」というニーズに応えるべく、オラクルがOracle Database 12c向けに提供しているインメモリデータベース製品が「Oracle Database In-Memory」だ。同製品が企業にもたらす価値について、米Oracleでマスター・プロダクトマネジャーを務めるマリア・コルガン氏が語った。

 Oracle Database 12cでは、データ処理のさらなる高速化の要求に応えるオプションとしてOracle Database In-Memoryが追加された。OLTP処理を得意とする従来のロー(行)型と、集計や分析処理が高速に行えるカラム(列)型のフォーマットを両立させ、それぞれをメモリ上に展開して同時に利用できるOracle Database In-Memoryを使うことで、企業はOracle Databaseによって行うさまざまなデータ処理をさらに高速化できる。

データベースは、ディスクベースから「インメモリ」へ
Oracle Database In-Memoryのブレークスルー

 Oracle Database In-Memoryが登場した背景について、コルガン氏は「データをより早い段階で分析したいというお客さまの強い要望があった」と明かす。

 「これまで、企業における分析系業務では主にバッチやデータウェアハウス(DWH)が利用されてきましたが、いずれも業務プロセスの終盤で使われるケースが一般的でした。しかし現在は、お客さまのビジネス環境が大きく変わり、『データをリアルタイムに分析したい』というニーズがより高まっています。こうした世の中の変化に応じて、分析系の処理を迅速に行えるソリューションとしてOracle Database In-Memoryを開発したのです」(コルガン氏)

 例えば、DWHを使う場合なら、元のデータベースからDWH環境へとデータを移すために、いずれかのタイミングでETL(Extract/Transform/Load)処理を行うのが一般的である。これに対して、Oracle Database In-Memoryならば元のデータベース(Oracle Database 12c)上で従来のトランザクション処理を行いつつ、同時にカラム型フォーマットを使って高速に分析業務を行うことができる。これが「データをリアルタイムに分析する」ということだ。

 Oracle Database In-Memoryの開発に際しては、ある目標が掲げられたとコルガン氏は明かす。

 「Oracle Database In-Memoryを使えばトランザクション処理とデータ分析を同時に処理できますが、その際にトランザクション処理で何らかの障害が発生することは許されません。これまでと同様にトランザクションの整合性はきちんと保証する必要があります。また、拡張性や可用性、耐障害性も求められますし、セキュリティも重要です。つまり、この新たなテクノロジーをお客さまが導入する際に“リスクフリー”であることを開発のゴールに掲げました」(コルガン氏)

Oracle Database In-Memoryが目指した開発目標

 いくら魅力的なテクノロジーであっても、重要なトランザクション処理で障害が起きる可能性があるならば、企業は導入をためらうだろう。その点Oracle Database In-Memoryであれば、新テクノロジーの導入に伴うリスクを負うことなく、インメモリ処理のメリットを享受できる。これが、Oracle Database In-Memoryを使う最大の利点なのである。

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提供:日本オラクル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2017年8月18日

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