関西電力グループ13社、大規模シェアードサービスで人事/給与システムを共通化

2007/3/29

 エス・エス・ジェイは3月29日、同社の統合業務パッケージ「SuperStream」(スーパーストリーム)を使って、関電オフィスワークが関西電力グループ全体の人事/給与システムをシェアードサービスで一元管理していると発表した。

 関電オフィスワークは、2004年6月に設立された関西電力グループのシェアードサービス会社で、グループ全体のBPRを継続的に推進し、コスト削減やサービス向上を目指している。関電オフィスワークでは、多種多様なグループ会社における人事/給与の共通システムとして、パッケージ製品の導入を決定。大規模シェアードサービスにも対応可能で、段階的な導入ができることなどから、エス・エス・ジェイの人事管理システム「SuperStream-HR+」、給与管理システム「SuperStream-PR+」を選定した。システムの提案・導入・運用サポートは、関電システムソリューションズが担当した。

 これにより関電オフィスワークは、関電グループ13社8000人の人事/給与を一元管理し、グループ共通サービスの機能集約と効率化を実現した。今後、2007年度末までにさらにグループ2社約2000人を加え、以降はグループ全体で計20社1万3000人超の大規模シェアードサービスの展開を計画している。このほか、関電システムソリューションズとの連携により、グループ会社以外へのサービス展開、データセンターを利用したアウトソーシングも視野に業務拡大を図るとしている。

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エス・エス・ジェイの発表資料(PDF)
関電オフィスワーク
関電システムソリューションズ

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