KDDI、開発途上国支援プロジェクトに無線ブロードバンドソリューションを採用

2007/8/1

 アルバリオンは8月1日、同社の無線ブロードバンドソリューションが、カンボジア、ベトナムの情報格差解消を普及促進するKDDIのプロジェクトに採用されたと発表した。

 KDDIでは、開発途上国への支援活動として情報格差(デジタル・デバイド)解消に取り組んでおり、これまでカンボジア、ベトナム、フィリピン、インドネシアなどの遠隔地域におけるブロードバンド無線技術の導入支援を行っていた。今回はその一環として、世界各地で豊富な導入実績があり、各地域にあった周波数帯をカバーする製品をそろえたアルバリオンの無線ブロードバンドソリューションをベトナムおよびカンボジアで採用したもの。

 今回の無線ブロードバンドソリューションの導入により、ベトナム、カンボジアのルーラル地域に広帯域データネットワークが構築され、遠隔地でありながら広帯域を必要とするアプリケーションの利用が可能になるという。

 KDDIでは今後もこうした活動を通じ、開発途上国の情報格差解消に努めていくとしている。

[関連リンク]
アルバリオンの発表資料
KDDI

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