オージック、図面・仕様書などを一元管理する文書管理ソリューションを本稼働

2007/10/4

 京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は10月4日、同社の文書管理ソリューション「GreenFile X」をオージックに導入したと発表と発表した。

 歯車・精密ギア製造販売のオージックは従来、製品図面や製造技術文書、作業指示書など、数万のドキュメントをクライアント/サーバ型の図面管理システムで管理していた。これはクライアントOSに依存するシステムであり、管理者の作業負荷もあったことから、これらの課題を解決し、自社ノウハウの流出を防止するセキュリティを強化するため、「GreenFile X」への移行を決定した。

 同システムは、CAD図面・仕様書や製造工程に必要なワープロ文書・画像データなどの各種形式の情報を一元管理でき、ログ蓄積による証跡管理にも対応できる文書管理システム。

 システム移行は2006年12月に開始され、2007年4月から本稼働している。これにより、オージックではドキュメントに対する権限管理の徹底、情報漏えい防止オプションによる厳格で高いセキュリティレベルでの文書管理を実現した。さらにスキャナ連携オプションを活用して、文書登録にかかる時間を大幅に削減するとともに、文書検索キーワードの自動付加機能を使うことで15万件の文書から素早く必要な文書を検索することができ、業務効率が大幅に向上している。

[関連リンク]
京セラコミュニケーションシステムの発表資料
オージック

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