連載
» 2007年12月25日 00時00分 公開

メンバーに贈るプロマネ基礎講座(2):プロセスに着目し、統合マネジメントをイメージする (3/3)

[田中亮,グローバル ナレッジ ネットワーク]
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 最後に、今回の範囲のおさらいで、演習問題を解いて終わりましょう。

演習問題

問題1

 プロジェクト憲章の役割として適切でないものは次のうちどれでしょう?

a.プロジェクトマネージャを任命する

b.プロジェクトマネージャが持つ権限を定義する

c.プロジェクトの目的や妥当性を示す

d.プロジェクトマネジメントチームが実行するマネジメント・プロセスを定義する


正解

 d


解説

 プロジェクト憲章は、イニシエーターやプロジェクトスポンサーが発行する文書で、プロジェクトを公式に認可するものです。

プロジェクト憲章には、

  • プロジェクトの目的や妥当性
  • プロジェクトマネージャの任命と保有する権限の定義
  • プロジェクトのマイルストーン・スケジュール
  • 要約予算

などが記載されます。

 選択肢dのプロジェクトマネージャが選択したマネジメントプロセスとその実行レベルはプロジェクトマネジメント計画書に記載する内容ですので誤りということになります。

問題2

 統合変更管理のプロセスにおいて、変更要求(要求済み変更)を承認する機関として適切なものはどれですか?

a.変更管理委員会

b.プロジェクトマネージャ

c.ステアリング・コミッティ

d.統合変更マネジメント・チーム


正解

 a


解説

 一般的に、プロジェクトで発生した変更要求(要求済み変更)を一元的に管理し、承認や変更のジャッジを行う機関を変更管理委員会(Change Control Board:CCB)といいます。変更管理委員会は、プロジェクト・スポンサー、イニシエーター、顧客の代表者などから構成され、プロジェクト・チームの外部の組織として構成されます。

筆者プロフィール

田中亮

グローバル ナレッジ ネットワーク

プロダクトマネージャ兼講師。保有資格は、米国PMI認定PMP、OCP:ORACLE MASTER GOLD。SEとして生産管理システムの開発を経て、グローバルナレッジへ転職。Oracle認定研修やデータベース関連コースの講師を担当後、PMPを取得。現在は、PM/SWEグループ プロダクトマネージャを担当する傍ら、講師としてプロジェクトマネージメントの研修やOracleの研修も実施している。いま関心のあることは、2人の息子の子育てと、ウイスキーを楽しむこと。



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