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» 2009年08月14日 00時00分 公開

ネットワークの基礎を学習する CCNA対策講座(22):ルータの経路学習とスタティックルートの設定 (2/2)

[齋藤理恵,グローバル ナレッジ ネットワーク]
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スタティックルートの設定

(1)スタティックルートの作成

(config)#ip route <あて先ネットワーク> <サブネットマスク> <ネクストホップまたはパケット出力I/F>

 スタティックルートの設定は、グローバルコンフィグレーションモードで行います。到達したいあて先ネットワークとサブネットマスクを指定し、ネクストホップには、次にパケットを渡すべきルータのIPアドレスを指定します(2)。また、IPアドレスのほかにパケットを送出する自身のインターフェイスを指定することもできます。

図2 スタティックルートの設定 図2 スタティックルートの設定

(2)デフォルトルートの作成

(config)#ip  route 0.0.0.0 0.0.0.0 <ネクストホップ又はパケット出力I/F> 

 スタティックルートの一種にデフォルトルートがあります。デフォルトルートは、あて先への経路が不明な場合などに使用されるあらゆるルート情報です。あて先ネットワークとサブネットマスクに「0.0.0.0 0.0.0.0」を指定することにより、特別なネットワークアドレスとサブネットマスクを表します。

確認問題3

問題

 次のうち、スタティックルートとして正しいものを選択しなさい。

a.(config)#ip route 192.168.1.0 255.255.255.0 172.16.1.1

b.(config)#ip route 192.168.1.1 255.255.255.0 172.16.1.1

c.(config)#ip route 192.168.1.0 255.255.255.0

d.(config-if)#ip route 192.168.1.0 255.255.255.0 172.16.1.1

e.(config)#ip route 192.168.1.0 255.255.255.0 172.16.1.0

正解

 a

解説

 スタティックルートは、グローバルコンフィグレーションモードで、ip routeコマンドの後、あて先ネットワーク、サブネットマスク、ネクストホップのアドレスの順番で指定します。従って、選択肢aが正解です。選択肢bはあて先ネットワークの部分がホストアドレスになっています。選択肢cはネクストホップがありません。選択肢dはモードが異なります。選択肢eはネクストホップアドレスがネットワークのアドレスになっています。

筆者プロフィール

齋藤理恵(さいとうりえ)

グローバル ナレッジ ネットワーク ソリューション本部に在籍。Cisco認定トレーナー。トレーナー暦は11年。マイクロソフト、サン・マイクロシステムズ、シスコシステムズなどIT業界でトレーナーとして活動。現在は、グローバル ナレッジ ネットワークで、Cisco認定トレーニングコース(CCNA、CCNP)、ネットワーク系オリジナルコースを中心に講師を担当している。グローバル ナレッジ ネットワーク講師寄稿記事一覧はこちら



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