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» 2016年04月06日 20時00分 公開

アジア太平洋地域唯一のオラクル認定検証センターを持つCTCさまに聞いちゃいました:「Security in Silicon」は複雑化するITシステムのセキュリティ課題をどうやって解決できるんですか? (2/2)

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アジア太平洋地域唯一のオラクル認定検証センター「Oracle Authorized Solution Center」

山本 一方で、これを導入・構築・稼働する際には、セキュリティ対策を含む、深いシステム構築の知見を持って長年企業のITシステムを見守ってきたCTCさまのような技術力や知識が重要になってきます。われわれとしても、経験と知識を持つパートナーさまと、M7を推進していこうと考えているのです。

大久保氏 CTCとしての立場を申し上げるならば、サン時代から、インフラのファーストラインサポートも担ってきました。その中で、お客さまから得た運用上の情報などもCTCとして知見を蓄積してきています。CTCは「どうすれば、SPARCやオラクルソリューション群を最適な形でアプリケーションを動かすことができるのか」という知見を十分に蓄積してきた数少ない企業だと自負しています。

増田 「知見を蓄積」といえば関連深いのがOASCですね。それでは、ここからは中川さまに伺います。あらためて、OASCについて教えてください。

中川氏 はい。CTCは、マルチベンダーの機器をそろえた検証センターである「CTC Technical Solution Center」を持っており、日本最大規模の検証センターであると自負しています。このセンターをベースにOracle Solution Center(OSC)の認定を受けて、2014年にOASCが誕生しました。

CTC Technical Solution Center

中川氏 基本的には、新機能やパフォーマンスを検証して、「われわれがお客さまにどのような提案を行えるか」を考えたり、サンプルデータを使ってPoC(Proof of Concept:概念実証)を行ってお客さまに提案の有効性を理解していただいたりしています。これまでの実績や事例のデモンストレーションやワークショップなどでも、OASCを活用しています。

 OASCでは、OSCのエンジニアと密に連携して、OSCと同等のさまざまな検証が行えます。例えば、PoCなどを行う際に技術的な課題やパフォーマンスの最適化について、OSCのエンジニアに相談したり、「Oracle Enterprise Manager」の「Cloud Control」「Ops Center」の技術や、新機能についてのトレーニングを受けたりしています。

 また、われわれのOASCはアジア太平洋地域で唯一のオラクル認定検証センターですが、他の地域とのOASCとのコミュニティーも作って、年に1回の会合も開いています。情報やリソースの共有、ナレッジの蓄積などを行って、技術向上に努めています。また、お客さまの声をフィードバックし、SPARC/Solarisの品質向上にも取り組んでいます。

増田 M7は2015年に登場したばかりですが、新技術に対してどのような検証を行って、どのように評価していますか。

中川氏 M7は、セキュリティ強化と「Software in Silicon」が新機能として注目され、オラクルのソフトウェアを稼働させるための最適なプラットフォームになっていると思います。OASCでは、これらの新機能を中心に検証を行っていますが、非常に高い結果を得ることができたと実感していますね。

 今後は、これらの新機能を活用して、お客さまにセキュリティ面やパフォーマンス面でどのような訴求ができるかが重要となってきます。既存のお客さまに対して、SPARC/Solarisの単なるリプレースだけではなく、プライベートクラウドの基盤として提案できるようになってきたと感じています。

 「Oracle Enterprise Manager」と、その「Cloud Control」「Ops Center」などによって自動化や容易な管理を実現する機能が充実してきているので、サーバの切り出しやプラットフォームのデプロイなどが簡単に行え、Solarisに精通した技術者ではなくても管理できることを提案していこうと考えています。

仮想化統合だけではなくプライベートクラウドの基盤としてもSPARC/Solarisを

増田 SPARC/SolarisでのCTCさまのサービスの特徴はどこにあるのでしょうか。

伊藤忠テクノソリューションズ 製品・保守事業推進本部 ITインフラ技術推進第2部 部長 中川裕路氏

中川氏 われわれは、製品を販売するだけではなく、要件定義やファシリティの整備から関わって、構築後のメンテナンスサポートや運用監視サポートも提供しています。また、マルチベンダーであるため、オラクルのシステムを中心にさまざまなシステムとの連携も考えた構築が行え、包括的な提案とサポートをワンストップで行えることも強みです。

 CTCのデータセンターでSPARC/Solarisのシステムをお預かりすることもできます。将来的には、自社データセンターをベースにSPARC/Solarisのパブリッククラウドをサービスとして提供することも、個人的には行っていきたいと考えています。

増田 実際に導入されたお客さまの事例を教えてください。

中川氏 電気通信事業のお客さまでは、コンテナ型の仮想化技術である「Oracle Solaris ゾーン」を提案させていただき、リソースのオーバーヘッドを抑えて効率的なリソースを利用できる仮想化統合を実現し、データベースのライセンスコストを最適化することができました。SPARC/Solarisで仮想化統合を行い、サーバ集約を実現したいというご要望は非常に多くなってきていると感じています。

 今後は、これらのご要望に対して、SPARC/SolarisやOracle Enterprise Managerの最新の機能を使って、クラウドを最大限に活用できる提案を行っていくことが重要です。

今後のパートナーシップについて

増田 今後のオラクルとのパートナーシップや将来的なビジネス展望について教えてください。

中川氏 CTCでは、オラクルさまとのビジネスが屋台骨の1つとなっていることは間違いありません。ですから、今後も継続してパートナーシップを強化していきたいですね。既存のSPARC/Solarisのお客さまだけではなく、新規のお客さまにも、もっとSPARC/Solarisの存在や有用性を訴求して、ミッションクリティカルなプライベートクラウドを、より簡単に構築・運用できることを知っていたきたいと考えています。

 またOASCでは、ミドルウェアなどの製品も取り扱っている中で、「オラクルのソフトウェアを使うのであれば、オラクルのハードウェアとOSであるSPARC/Solarisが最も親和性が高く、安定して利用できる」ことも訴求していく必要があります。CTCでは、「SPARC仮想化統合ソリューション」を提供しており、2016年4月からは仮想化統合のためのプライベートセミナーも順次提供していく予定です。このようなイベントやワークショップの機会は、もっと増やしていきたいですね。

大久保氏 Software in Siliconが搭載されたM7が登場したことによって、われわれもオラクルの製品をお客さまにお勧めしやすくなってきたと思います。今後も、オラクルが目指すクラウドに対して、CTCがどのように協業していけるかを共に考え、国内企業さまに対して、どのようなサービスが行えるかを考える必要があります。

 長年培ってきたパートナーシップをベースに、今後もSPARC/Solarisのビジネスにコミットする中で、グローバルに展開する国内企業のお客さまにもSPARC/Solarisを訴求していきたいと考えています。

山本 私たちとしても、CTCさまは、「皆さんが私たちの製品の技術的な特性や長所、具体的な実装の手法を深く理解した技術的にも信頼のおける大切なSIerさま」として信頼しています。

増田 大久保さま、中川さま、ありがとうございました!

※ SPARC/Solaris 仮想化統合の経験と知見をまとめたホワイトペーパーはこちらから閲覧できます。ぜひご覧ください。

>>ホワイトペーパー閲覧ページへ

取材を終えて

 今回はCTCの大久保さまに、現在エンタープライズシステムに必要なセキュリティの課題についてじっくり話を伺えました。ITシステムが複雑になればなるほど、セキュリティの課題も増えてしまいます。だからこそ、シンプルに最適化していく「Security in Silicon」の有効性をあらためて再確認できました。

 また中川さまにOASCの中までご案内いただいたのが、とても貴重な体験でした。記念撮影もできて感激です。機会があったら、また見学したいと思います!

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提供:日本オラクル株式会社
アイティメディア営業企画/制作:@IT 編集部/掲載内容有効期限:2016年5月10日

ナビゲータ紹介

日本オラクル入社2年目の増田 佑菜(ますだ ゆうな)です。クラウド・システムの営業部で日々業界のことや技術のことを勉強中です。最近では、お客さまのもとにうかがってお話を聞くなかでSPARC/Solarisの面白さを発見することもしばしば。このコーナーでは、私がお客さまにうかがったSPARC/Solarisの“新発見”を記事で紹介していきます。「SPARC/Solarisの魅力」をたっぷりでお届けします!

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