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» 2019年11月13日 05時00分 公開

仕事が「つまんない」ままでいいの?(59):異業種交流会には行くな――30代、自立しようか悩んだときのべからず集 (2/4)

[竹内義晴(特定非営利活動法人しごとのみらい),@IT]

異業種交流会に行かない

 2つ目は「異業種交流会には行くな」です。

 起業したてのころ、私はよく異業種交流会に行きました。その理由は「仕事が欲しかった」からと、「人脈を作りたかった」からです。

 でも、異業種交流会の出会いが仕事につながった経験はありませんでした。今から思えば、それも当然の気がします。交換した名刺を見ると、私のような「起業したての人」や「起業したい人」が多く、「仕事が欲しい人」ばかりなのですから。中には、ネットワークビジネスのような「ちょっと怪しい人」もいましたね。

 そこで、起業した当時の自分に、私はこうアドバイスします。

「仕事が欲しい」と思っている人同士で名刺交換をしたり、懇親会に参加したりしても、仕事にはつながらないんじゃない?


起業コミュニティーに入らない

 3つ目は「起業コミュニティーに入るな」です。

 起業して何年かたったころ、あるコンサルタントが主宰していたコミュニティーに入りました。比較的若手が多くて、中には起業している人もいて、刺激にもなりました。あこがれていたコンサルタントだったので、直接会えたときはとてもうれしかったです。

 でも、最初のころは楽しかったのですが、そのうち、人間関係に温度差があってモヤっとしたり、話をしているだけでは「コト」が生まれないことに気付いたりして、次第に出入りしなくなりました。

 そこで、起業した当時の自分に、私はこうアドバイスします。

コミュニティーに“いる”だけでは何も生まれないよ。人のマネをするよりも、自分でできることを試行錯誤した方が、早く結果が出るんじゃない?


資格はなくていい

 4つ目は「資格はいらない」です。

 起業したてのころの私は、プログラマーとしての自信がそこそこありました。でも、スキルを証明できるものが何もなかったため、「仕事を得るなら、資格でしょう」と安易に考え、ITコンサルタントをはじめ、幾つかの資格を取りました。

 資格は、物事を「体系的に学ぶ」という意味では役立ちました。でも、資格が仕事につながったかというと……正直ありません。「資格だけでは、仕事にならないんだ」と思いました。

 「もういいかな」と思って、近年は、維持にコストがかかる資格の更新はやめました。そこで、起業した当時の自分に、私はこうアドバイスします。

資格で信用を得ようとするよりも、あなたが「何ができるか」を何らかの形で表現して、お客さんから信頼されることの方が大切なんじゃない?


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