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ERP向けフロントシステム導入企業は6割超が満足、ノークリサーチ調査

2006/6/20

　ノーク・リサーチは6月19日、ERPパッケージユーザーに対してフロントシステムの利用実態調査を行い、その結果を発表した。調査対象はSAPのERP製品導入企業700社で、2006年4月〜6月に調査分析が行われた。調査は郵送アンケートで行われ、81社から回答があった。

　今回調査に回答したSAP ERPユーザーの中でフロントシステムを利用している企業が39.0％、利用していない企業が59.7％だった。導入していないユーザーのうち、「導入予定はなく、検討もしていない」が53.2％、「検討はしていないが興味はある」が34.0％、「予定している」「検討している」が6.4％だった。

　一方、フロントシステム導入ユーザーは導入の理由として「自社の業務内容・プロセスに適合した柔軟なカスタマイズが可能なため」が47.2％、続いて「SAP導入・保守コストの低減」が38.9％を挙げ、満足度は「大変満足している」が17.6％、「やや満足している」が44.1％と6割以上が導入を評価しているという結果となった。

　フロントシステム製品としては、intra-mart（NTTデータイントラマート）、StarOffice21（NEC）、TeamWARE Flow（富士通）、Struts、FormWare（日本IBM）、Cosminexus電子フォームワークフロー（日立）などがある。ノーク・リサーチでは、フロントシステムはこれから立ち上がる市場としながら、認知度・導入シェアともにintra-mart（NTTデータイントラマート）がトップ（参考値）としている。

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ノーク・リサーチ

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