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2008年、クラスタストレージ元年
次世代仮想データセンターの重要なピース、
Isilon IQ Xシリーズの存在意義に迫る

企業のグローバル化、ネット化に伴い、守るべきデータのサイズと重要性は日々大きくなっていく。そこで注目されるのがSANの拡張性とNASの柔軟性を備えたクラスタストレージという考え方である。アイシロン・システムズは「Isilon IQ Xシリーズ」で次世代仮想データセンターを構成する重要なピースとなることを狙う。

 報告書や決裁書、財務などの管理データだけではなく、プレゼンテーション、表計算シートといった大容量の動画や音声ファイルなど、今や「データ」と呼ばれる範囲は急速に広がっている。システム構成を考えるときに、ビジネスの拡張を見据えたストレージ戦略の重要性は日に日に増している。数十キロバイトのファイルしか扱わないのであれば今までの知識をもとにストレージを選択することも問題ないだろう。では、必要な容量が数十テラバイト級、しかもダウンタイムは可能な限りゼロであることが必要だとしたら……。

 あなたの企業も人ごとではないはずだ。企業のグローバル化が進む今、企画書や設計書などのファイルが格納されたサーバには、海外拠点からのアクセスが常に発生する。例え日本がオフタイムであったとしても、24時間365日、ファイルサーバーを動かし続けなければならないのだ。

 「大容量ストレージは大規模企業しか必要ない」という
 先入観を捨てる

 アイシロン・システムズの関根氏はこう語る。「例えば『UGC』、ユーザー作成コンテンツを扱うビジネスモデルを考えてみましょう。彼らのビジネスは費用を減らそうという努力とは相反して、ユーザーに自由にデータをアップロードすることを許しています。ユーザーに対して『無限の格納領域』を見せることで、広告収入を得るわけです」。特にこのようなサービスを提供する場合、ベンチャー企業であっても数十テラバイトクラスのストレージが必要となる。ストレージの大きさがサービスの優劣を決める場合すらあるのだ。

 
アイシロン・システムズ 取締役
マーケティング本部長
関根悟氏

 アイシロン・システムズのクラスタストレージ製品は、ディスクドライブ群と独自OS、ソフトウェアをパックにした「ノード」として提供され、これをラックに追加し接続するだけで、ノード同士がお互いを認識し、それぞれのノードが使用量を平均化するということまでも自動で行われる。ノード追加のために必要な時間は10分とかからず、「もっとも大変な作業、それはラックに入れるために本製品を持ち上げること」(関根氏)であるという。

 これを支えているのが強力で柔軟性の高いOneFS®だ。OneFS®は独自のファイルシステムで、クライアントから見ると単一のボリュームが提供される。このボリュームに書き込んだデータには自動的にパリティ情報も追加される。パリティ情報の多重度はボリューム単位だけではなく、ディレクトリ単位、ファイル単位の設定をオンラインで変更することすら可能だ。

 通常、ストレージを構成する要素としては「ファイルシステム」「ボリュームマネージャ」「RAIDシステム」の3階層が挙げられる。実はこのOneFS®を考案するにあたり、このような知識をもとにしたのではなく、ストレージのあるべき姿、つまり「管理が楽」で、「巨大な1つのファイルシステム」「快適なパフォーマンス」が実現できるシステムを独自に追求したのだという。その結果が、OneFS®というストレージシステムだったのだ。

 4世代目のクラスタストレージ製品、
 Xシリーズの先進性の意味

 「仮想化」という言葉がIT業界における新たなキーワードとして登場し、これに関する製品が多く登場している。この仮想化において必ず訪れるのが、ストレージの問題だという。

 その仮想化時代のストレージとして、アイシロン・システムズは新たに次世代仮想データセンター向けの「Islion IQ Xシリーズ」クラスタストレージを発表した。このシリーズでは最大容量1.6ペタバイト(1600テラバイト)までの容量拡張にも対応し、企業の成長にあわせた追加が可能だ。しかも、OneFS®によりこれが単一のボリュームとして提供されるのだ。

 主な改良点は

・パフォーマンスの向上
――
60%の高速化を実現
・効率アップ
――
電源効率を30%向上
・将来を見据えた設計
――
10ギガビットイーサネット、
SMPに今後対応

の3点である。パフォーマンスについては既存の製品に比べ60%の高速化を実現した。今後ネットワークの帯域が広がることを考えると、必然的にクラスタストレージのCPUパワーが必要になる。それを踏まえXシリーズでは10ギガビットイーサネットにも今後対応できる設計となっており、超エンタープライズクラスのシステムにも安心して利用できる。

XシリーズではIntel Xeon 5100シリーズプロセッサを採用した

 そしてグリーンITの取り組みも忘れてはいない。高性能化したXシリーズであっても効率を重視している。インテルとコールドワットのハードウェア技術による省電力化で、CPUの電源消費は130ワットから80ワットへと下がっており、全体の電源効率も30%向上しているのだ。

機種
最小システム構成
参考価格
Isilon IQ 1920x 5.76TB(3ノード/InfiniBandスイッチ) 1,749万円より
Isilon IQ 3000x 9TB(3ノード/InfiniBandスイッチ) 2,097万円より
Isilon IQ 6000x 18TB(3ノード/InfiniBandスイッチ) 2,968万円より
Isilon IQ 9000x 27TB(3ノード/InfiniBandスイッチ) 3,325万円より
Isilon IQ 12000x 36TB(3ノード/InfiniBandスイッチ) 3,821万円より
※価格は構成・条件等により異なります。

 多くの著名なプレイヤーと連携し
 「次世代仮想化データセンター」を実現する

 アイシロン・システムズはクラスタストレージ製品の先駆者として、ワールドワイドでは600社以上の顧客に採用されているこの分野でのリーダーだ。サーバ製品ベンダとしてヴィエムウェアやインテルなどと、ネットワーク製品ベンダとしてシスコやリバーベッド、メラノックスなどと連携し、「次世代仮想化データセンター」を実現すべくこのXシリーズを生み出した。データの重要性を考えなければいけないすべての分野において、同社のテクノロジーは注目できる。

 容量の変化に柔軟に対応でき、かつ管理も簡単。アイシロン・システムズの提供するストレージは、この一見矛盾した要求に応えることのできる製品なのだ。

詳しい資料を差し上げます
  情報がビジネスの生命線であることが事実ならば、データセンターが企業の中心となっていることもまた事実だ。データセンターの複雑さ、規模、重要度がさらに高まる中、デジタルコンテンツや非構造化データなど重要なビジネス情報は爆発的に増加し、その効率性は深刻な危機に瀕している。最近のコンピュータ処理能力やネットワーク速度の向上に伴い、重要なアーキテクチャのシフトが実現した一方で、データセンターの従来コンポーネントであるNAS/SANストレージが最後のボトルネックとなり、データセンター集約の完全な成熟を妨げている。

  では、その問題を解決するにはどのような対策を取ればよいのか? 本ホワイトペーパーでは、ストレージがなぜボトルネックとなっているかを解説し、ボトルネックを打破するための解決策を提示する。

提供:アイシロン・システムズ株式会社
企画:アイティメディア 営業局
制作:@IT編集部
掲載内容有効期限:2008年3月26日
 
詳しい資料を差し上げます
次世代データセンターを支える基本要素にはコンピュータ性能、ネットワーク、ストレージの3つがあるが、その中でストレージだけが進化に追い付いていない。その理由と企業への影響、そして問題の解消法について詳しく解説する。

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