アドホックテスト
ad hoc testing
その場で思い付いた項目を実行するだけで、テスト計画なしに行われるソフトウェアテストのこと。しばしば、“いい加減なテスト”の意味で使われる。
テスト仕様書などを用意せず、場当たり的にシステムを操作して不具合や不自然な挙動を発見しようとするテストである。テストをあまり行っていない段階では、“よくあるバグ”を検出する方法としての意味はあるかもしれないが、テスト実施記録が残らない場合も多く、計画的なテストに代わるものではない。
ただし、経験あるテスト技術者によるアドホックテストは、計画的なテストが行き詰っている場合に有益なテストとみなされることがある。これは、伝統的にはエラー推測、近年では探索的テストとも呼ばれる。
パッケージソフトなどで不特定多数のユーザーにテストを行う場合(ベータテストなど)は、自由に使ってもらうことになるのでテスト技法としてはアドホックテストになる。
参考文献
- 『知識ゼロから学ぶソフトウェアテスト』 高橋寿一=著/翔泳社/2005年2月
- 『ソフトウエア開発――55の真実と10のウソ』 ロバート・L・グラス=著/山浦恒央=訳/日経BP社/2004年4月(『Facts and Fallacies of Software Engineering』の邦訳)
関連記事
- 連載:ソフトウェアテスト・エンジニアの本音(3) − テスト計画が失敗する原因、その回避策(@IT情報マネジメント)
関連用語
リンク
- ソフトウェアテスト技術振興協会(ASTER)
- IT検証産業協会(IVIA)
- ソフトウェアテストシンポジウム(JaSST)
- ソフトウェアテスト技術者交流会(TEF)
- 高品質ソフトウェア技術交流会(QuaSTom)
- The Association for Software Testing(AST)
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