ほうれんそう

ho-ren-so / 報連相 / 報告・連絡・相談


 職場における「報告」「連絡」「相談」を徹底することによって、組織の中で必要な情報がきちんと流れるようにしようという改善活動のこと。ビジネス・コミュニケーションの基本を示す言葉として、新人研修などでは必修事項とされることが多い。

 「報告」は上司の指示に対する正規の報告を意味し、「連絡」は同僚や関係部署などの間で交わされる情報交換・情報共有、「相談」は迷いや困ったことがあったときに上級者や専門家に相談し、相談を受ける側も親身に話を聞くことをいう。

 山種証券(現・SMBCフレンド証券)の社長だった山崎富治氏が1982年に始めた社内キャンペーンがオリジナル。ほうれんそう運動を実行するに当たり、山崎社長は掛け声だけに終わらないようにと、毎月1日を「ほうれんそうの日」としてメッセージ付きの生のホウレンソウを1束ずつ全社員に配ったという。

 1983年になると当時の中曽根政権で、政界向け「ほうれんそうキャンペーン」が始まり、広く知られるようになった。以後、多くの企業が取り組み、今日ではビジネスパーソンの常識として扱われる。

参考書籍

  • 『ほうれんそうが会社を強くする――報告・連絡・相談の経営学』 山崎富治=著/ごま書房/1986年
 
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