プロセスアプローチ

process approach


 品質管理において品質の向上・維持の活動を最終工程における検品に頼るのではなく、すべての工程(プロセス)における役割や要件、目的・目標、有効性などを明確にし、工程間の相互関係を的確に把握して、不良品やミスの発生を少なくするという考え方。

 これは各プロセスにおける「インプット」「資源・情報」「アクティビティ・方法」「アウトプット」に注目して判断基準を定義し、PDCAサイクルを通じてそれら適正に管理(control)する。さらに各プロセスが結合したシステム(品質マネジメントシステム)においてもPDCAを行い、全体を管理(manage)するというモデルになっている。

 品質管理における“品質”とは製品やサービス自体の品質ではなく、それを生み出す仕事のやり方=プロセスやそのマネジメントの質であり、経営資源(人材、組織、設備、技術)の充実度を指す。こうした「原因」の改善を通じて、売り上げや利益、製品・サービス、安全性や環境対策といった「結果」が生み出されると考える。

 ISO 9000:2000ではプロセスアプローチを「品質マネジメントシステムの8原則」の1つに挙げ、構築した品質マネジメントシステムが効率的に実施され、有効性を継続的に改善していくために、その採用を推奨している。

 
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