SAPジャパン、設定自動化ツールにサービス系業種向けパッケージを追加

2006/3/14

 SAPジャパンは3月13日、SAP製品の導入自動化ツール「SAP Best Practices」に、コンサルティング、システムインテグレータ、会計・法律事務所、メンテナンス・サービスなどのサービス系業務に特化したパッケージ「SAP Best Practices for Professional Services」を追加し、同日に提供開始すると発表した。

 同製品は、サービス系業務特有の業務シナリオや機能モジュールをあらかじめ定義して提供することで、SAP導入の自動化を支援するツール。グローバルで使用可能な業務シナリオに加え、日本固有の業務シナリオを多数追加したとしている。

 同製品は、幅広い業種/業態に使用可能な「ベースライン・パッケージ」、「mySAP CRM」を対象とした「SAP Best Practices for CRM」、ビジネス・インテリジェンスとエンタープライズ・ポータルの機能に特化した4種類の製品別パッケージ、そして4業種(消費財業界、化学業界、産業用機械・構成部品業界、食品業界)向けのパッケージラインナップを対象に追加される。提案、設計開発からサポートまでを含むビジネスプロセスにまたがった多様な規模・形態のプロジェクトの複数管理やプロジェクトの物品販売などをサポートするという。

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SAPジャパンの発表資料

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