日立情報、BPELによる業務パッケージ連携の技術検証を開始

2006/8/2

 日立情報システムズは8月1日、日本オラクルのSOA対応ビジネスフローエンジン「Oracle BPEL Process Manager」を活用して、異なる種類のDBを基盤とする業務パッケージ間でのBPELによるシステム連携の技術検証を開始すると発表した。

 今回の検証は「Microsoft SQL Server」と「Oracle Database 10g」という異種データベースをプラットフォームとして稼働する業務パッケージ間でのシステム連携に、SOAに対応する「Oracle BPEL Process Manager」の活用してBPELを適用するもの。業務パッケージ間で発生する業務プロセスの連携実装、業務プロセスモニタリングによる内部統制対応機能、自社パッケージの内部処理プロセス制御への適用などについて、BPELを評価する。

 同社では、検証が完了した後に自社パッケージ「TENSUITE」やエス・エス・ジェイの「SuperStream」など各種業務パッケージ連携ソリューションを開発し、中堅・中小のユーザー企業における多様な業務環境に柔軟・迅速に対応できるシステム連携ソリューションの提供を目指すとしている。

[関連リンク]
日立情報システムズの発表資料

[関連記事]
「ARISで内部統制」の経験を提供、日立情報とIDS(@IT NewsFlash)
BPELがすべてをつなげる、オラクルがISV製品でSOA検証(@IT News)
「全然問題ないね」、協和エクシオがOracle BPEL PMを検証(@IT News)
オラクルがSOAミドルウェアに本腰、「Fusionを市場に問う」(@IT News)


- PR -

「ITmedia マーケティング」新着記事

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2024年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

SNSアカウントのビジネス貢献を明らかにするための調査サービス テテマーチが提供
フォロワーの属性や状態を明確に把握し、彼らの態度や行動を変容させるためにSNSがどう寄...

Googleの「サーチトランスフォーメーション」で広告はどう変わる?
Googleは広告主向けの年次イベント「Google Marketing Live 2024」において、広告やコマ...