中堅・中小企業向けSaaS型統合業務アプリケーションの新バージョン、ネットスイート

2007/9/7

 ネットスイートは9月6日、同社のSaaS型統合業務アプリケーションの最新バージョン「NetSuite 2007.0」日本語版の提供を開始したと発表した。

 NetSuiteは、中堅・中小企業向けにSFA、マーケティングオートメーション、カスタマーサービスなどの業務アプリケーション機能を提供するSaaS製品。バージョン2007.0では、従来バージョンの機能に加え、導入・運用を支援する対話型ツール群「ネットスイートアシスタント」機能や、同製品の統合データベースをデータウェアハウスとして利用し、容易にBIシステムを構築することができる「スイートアナリティクス」機能などを中心に、100以上に及ぶ新機能が追加された。

 さらに日本語版には、請求書発行管理機能や各種帳票フォーマットなど、日本の商習慣に対応するための機能が追加されている。ネットスイートでは、こうした新機能によって、従来バージョンよりさらに簡単かつ低コストで業務システムの構築が可能になるとしている。

 NetSuite 2007.0は、同製品の旧バージョンのユーザーに対してはすでに追加費用なしで提供が開始されている。新規ユーザーには、1ユーザー当たり月額1万1000円(税別)から提供される。

[関連リンク]
ネットスイート

[関連記事]
開発プラットフォーム「SuiteFlex」でカスタマイズ促進、ネットスイート(@IT News)
「スゴイSaaS」の3条件、米ネットスイートCEOが語る(@IT News)
SaaSアプリのネットスイート、新CRMを発表(@IT News)


- PR -

「ITmedia マーケティング」新着記事

Z世代が考える「日本が最も力を入れて取り組むべき課題」1位は「ジェンダー平等」――SHIBUYA109 lab.調査
SDGsで挙げられている17の目標のうち、Z世代が考える「日本が最も力を入れて取り組むべき...

高齢男性はレジ待ちが苦手、女性は待たないためにアプリを活用――アイリッジ調査
実店舗を持つ企業が「アプリでどのようなユーザー体験を提供すべきか」を考えるヒントが...

IASがブランドセーフティーの計測を拡張 誤報に関するレポートを追加
IASは、ブランドセーフティーと適合性の計測ソリューションを拡張し、誤報とともに広告が...