連載
» 2017年04月19日 05時00分 公開

仕事が「つまんない」ままでいいの?(28):「やりたいこと」はなくていい――新入社員に贈る10のエール (2/4)

[竹内義晴(特定非営利活動法人しごとのみらい),@IT]

2 学歴は気にする必要なし

 学生時代は、テストの成績や学歴が能力を図る1つの物差しでした。そのため、学歴にコンプレックスを持っている人もいるでしょう。確かに学歴はあるに越したことはないかもしれません。

 でも、エンジニアの仕事はデザイン力やコードを書く力、論理的思考力や顧客とのコミュニケーション力など、「何ができるか」が重要です。学歴はそんなに気にする必要はありません。実力を付ければ学歴の差はすぐに超えられるので、安心してください。

 問題なのは、「どうせ学歴ないし……」「どうせ自分なんか……」のように、学歴で自分を卑下してしまうこと。思ってしまうのは仕方がありませんが、過去の学歴よりも、今できることを一生懸命やって、置かれた環境の中で輝くことを目指しましょう。

3 分からないことは「分からない」と言おう

 ここからは、ちょっとしたアドバイス。トラブルを未然に防ぎ、人間関係を円滑にするためのヒントです。

 新しい環境では、分からないことがたくさんあると思います。そういうときは、遠慮せずに先輩に聞きましょう。

 問題なのは、分からないのに「分かったフリ」をすること。分からないまま仕事を進めると、トラブルの原因になってしまいます。

 「あの人はすごい!」と憧れの先輩にも、何も分からない新入社員時代がありました。新入社員にとって「分からない」は恥でも何でもありません。

4 かわいがられよう

 筆者がシステムエンジニア時代、A君という後輩がいました。

 A君は理系出身で、技術的なスキルはかなりありました。でも、「俺サマはデキるんだ」オーラがたっぷりで何となく生意気、何となく素直じゃない。正直「かわいがりたい」とは思えない人でした。

 本来なら先輩として気に掛けてあげたいし、いろいろと教えてあげたい。けれども、声を掛けづらいのです。本来、得られる情報が得られないのは、彼にとっても損だったのではないかと思います。

 エンジニアにとってスキルは大切。自信があるのも素晴らしいことです。でも、仕事は「かわいがられてなんぼ」みたいなところも多分にあります。笑顔や謙虚さ、素直さも大切じゃないかと思います。無理にこびを売る必要はありませんけどね。

 私も生意気で素直ではないので、これは自戒も込めて。

5 友人を大切にしよう

 この時期は劇的な環境変化で、「思った感じと違う」と悩んだり、「この調子でやっていけるかな」と不安に思ったりする人も多いでしょう。

 こんなときにありがたいのは友人の存在です。気の知れた仲間と食事でもしながら悩みを話し合えば、気分が紛れるし、「みんな同じなんだ」と分かれば安心します。もうすぐゴールデンウイークです。久しぶりに友人たちと会う計画を立ててみてはいかがですか?

 学生時代の友人に加えて、社内外の友人も早くできるといいですね。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

編集部からのお知らせ

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。