エンタープライズ向けデータ連携ツールの新バージョン、ビーコンIT

2006/3/11

 ビーコンITは3月10日、エンタープライズ向けETLツール「Waha! Transformer(ワハ トランスフォーマー)」の新バージョンを3月20日から出荷すると発表した。

 同製品は、データの抽出・変換・加工をノンプログラミングで実行するデータ連携ツールで、1999年の販売開始以来、430社を超える国内導入実績がある。データウェアハウス構築以外に、基幹業務システムのデータ移行やシステム間連携の際のデータ変換、連結会計、EDI、セキュリティログ分析などの幅広い分野のデータ加工に利用されている。

 新バージョン「Waha! Transformer V2.3」では、サポート対象のデータベースに、Microsoft Excel、MaxDB、およびDr.Sum EAの新バージョンを追加した。DBローダー for ORACLEによりOracleデータベースの更新が可能となり、高速一括ロードも利用できるようになっている。仮想ファイルがサポートされ、広大なメモリ空間が利用できる環境では処理を高速化することができる。このほか関数の追加、ユーザーインターフェイス改善なども行われている。

 さらに、Waha! Transformerをさまざまなデータソースと接続するためのアダプタ開発キットが提供されるようになった。

 価格は300万円から。

[関連リンク]
ビーコンITの発表資料

[関連記事]
30周年を機に自社製品のパートナー販売強化、ビーコン(@IT News)
IBMが「全製品系列でグリッド化を推進」(@IT News)
付加価値のあるデータウェアハウスがトレンドに(@IT News)


- PR -

「ITmedia マーケティング」新着記事

高齢男性はレジ待ちが苦手、女性は待たないためにアプリを活用――アイリッジ調査
実店舗を持つ企業が「アプリでどのようなユーザー体験を提供すべきか」を考えるヒントが...

IASがブランドセーフティーの計測を拡張 誤報に関するレポートを追加
IASは、ブランドセーフティーと適合性の計測ソリューションを拡張し、誤報とともに広告が...

【Googleが公式見解を発表】中古ドメインを絶対に使ってはいけない理由とは?
Googleが中古ドメインの不正利用を禁止を公式に発表しました。その理由や今後の対応につ...