山陰合同銀行の電子稟議/営業支援システム、開発フェイズへ

2006/7/26

 フューチャーシステムコンサルティングは7月25日、山陰合同銀行の電子稟議および営業支援システムの構築プロジェクトにおいて、設計を終えて開発に着手したと発表した。

 同プロジェクトは昨年11月より開始していたもので、稟議システムを中心として融資関連業務のシステム化による営業店事務の効率化、堅確化、標準化を目的とするもの。基幹系システムや融資支援システム(情報系)などと連携して、案件情報登録から案件稟議の回付・決裁まで一貫した業務フローを実現する。

 同システムの構築においては、フューチャー独自のアーキテクチャである「フューチャーコンポーネント」を採用して、短期開発・柔軟な機能拡張・システム間連携を実現できるようにするとともに、同行の今後の戦略や営業店ユーザーの要望を反映するため、システムが進化する余地を見越して設計しているという。

 フューチャーでは、2007年4月のシステム最終稼動に向け、システムの開発・テストを重ねるとしている。

[関連リンク]
フューチャーシステムコンサルティングの発表資料
山陰合同銀行

[関連記事]
秋田銀行、顧客分析システムをオープン系に刷新(@IT NewsFlash)
静岡銀行、業務処理と情報分析を統合した新営業情報システムを開発へ(@IT NewsFlash)
シンプレクス、SMBCフレンド証券の債券フロントシステムを受注(@IT NewsFlash)


- PR -

「ITmedia マーケティング」新着記事

Appleの新iPad Pro広告動画は「1984」で解放されたクリエイティビティーをディストピアに戻す暴挙
ピアノや彫刻などの芸術品を大型プレスで破壊する映像は、Apple史上稀有な失敗となった。

ブランドを悩ませるクリエイティビティーと戦略性にまつわる4つの課題とは?
世界のB2C企業はカスタマーエンゲージメントにどのように取り組んでいるのでしょうか。Br...

「UNIVERSE Ads」でCTVへのターゲティング広告配信が可能に
マイクロアドが提供する広告配信プラットフォーム「UNIVERSE Ads」は、機能拡充により、...