味の素、SCMパッケージ採用でグループ会社と連携した受注出荷業務システム構築へ
2006/12/12
スターリングコマースは12月11日、同社のサプライチェーン・アプリケーション・スイート「Yantra」(ヤントラ)が、味の素の受注出荷業務システム(OMS)に採用されたと発表した。
味の素では、スクラッチによるシステム開発も検討したが、開発工数とコストが予算を上回る恐れなどが懸念され、パッケージの利用を前提に開発を行うことを決定。食品業界に特有の「多品種大量受注」に向くこと、グループ会社固有のビジネス要件に合わせたカスタマイズや機能追加があることなどから、「Yantra Distributed Order Management」を選択した。
同システムの導入により、味の素ではグループ3社で基幹システムを共同利用して、受注から在庫引き当てまでの業務を実現することを見込み、今後の使い込みや機能改善を通じて、一層の業務効率向上とコスト削減を目指す。
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