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Windows VistaでXPスタイルのファイル・ダイアログを開くには?[3.0以降、C#、VB]

デジタルアドバンテージ 遠藤 孝信
2008/03/27

 Windows標準の[ファイルを開く]ダイアログや[名前を付けて保存]ダイアログを開く場合には、OpenFileDialogクラスあるいはSaveFileDialogクラス(どちらもSystem.Windows.Forms名前空間)を利用するが、これらのクラスにより表示されるダイアログのスタイルは、アプリケーションが実行されているWindowsのバージョン(Windows VistaかWindows XPか)によって異なる。

 以下の2つの画面は、ファイル・ダイアログを開く同一のアプリケーションをXP(画面1)およびVista(画面2)で実行したときのものだ。


画面1 アプリケーションをXPで実行した場合のファイル・ダイアログ


画面2 アプリケーションをVistaで実行した場合のファイル・ダイアログ

 このようなファイル・ダイアログのスタイルは、アプリケーションが作成された.NET Frameworkのバージョンには関係なく、Windowsのバージョンによって決まる。

 しかし.NET Framework 3.0以降では、アプリケーションがVistaで実行されている場合でも、次の画面3のようなXPスタイルのファイル・ダイアログが表示できるようになっている。


画面3 Vistaで表示しているXPスタイルのファイル・ダイアログ

 このようなXPスタイルのファイル・ダイアログを開くには、OpenFileDialogクラス/SaveFileDialogクラスのAutoUpgradeEnabledプロパティをfalseに設定すればよい(既定値はtrueであり、ダイアログは実行されるWindows環境に合わせて“自動的にアップグレード”されるようになっている)。

 ツールボックスからOpenFileDialogコンポーネントやSaveFileDialogコンポーネントをフォームにドラッグ&ドロップして実装している場合には、プロパティ・ウィンドウからもAutoUpgradeEnabledプロパティを設定できる。

 なお当然のことであるが、.NET Framework 3.0以降で作成したアプリケーションであっても、それをXP上で実行している場合には、画面1のようなXPスタイルのファイル・ダイアログしか表示することはできない。End of Article

利用可能バージョン:.NET Framework 3.0以降
カテゴリ:Windowsフォーム 処理対象:ダイアログ・ボックス
使用ライブラリ:OpenFileDialogクラス(System.Windows.Forms名前空間)
使用ライブラリ:SaveFileDialogクラス(System.Windows.Forms名前空間)

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