FST、グーグルのWebアクセス解析ソフトの支援サービス

2006/2/14

 富士通ソフトウェアテクノロジーズ(FST)とプロトンは2月13日、Webアクセスログ解析分野における業務提携に合意したと発表した。両社でWebアクセスログ解析を支援する「ログ解析システム導入支援サービス」を提供する。

 この提携によって、FSTが持っているWebアクセスログ解析のノウハウをプロトンの高速Webアクセスログ解析ソフトウェア「Urchin(アーチン)」に融合。Webサイト制作ソリューションの一環として、「ログ解析システム導入支援サービス」の販売を開始する。

 Urchinは、米の検索エンジン大手グーグルが開発したWebアクセスのログ解析ソフトウェアで、ワールドワイドで100万サイト以上、日本国内でも1000社以上に採用されている実績を持つ。大規模サイトのアクセスログでも高速に処理できるほか、ユニークユーザーも正確に測定できるという。ECサイトにおいて、販売につながる顧客動向の解析や、Webサイト広告の費用対効果の測定といった、Webサイトマーケティング向けの解析を行うことができるオプションも用意されている。

 ログ解析システム導入支援サービスでは、FSTがUrchinをユーザーの目的に応じた環境に導入する「Urchin導入支援サービス」や、Webサイト改善に直結する解析を支援する「解析支援サービス」を提供する。これにより、Webアクセスログ解析を初心者でも容易に導入でき、解析した結果をWebサイトの改善につなげることができるという。

[関連リンク]
富士通ソフトウェアテクノロジーズの発表資料

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