「日本の顧客が当社をいいベンダにしてくれる」
イクシア、ワイヤレスも含む総合テスト機器で次世代ネットを支援
2009/07/08
イクシアは7月8日、米国本社の社長兼CEOであるアトゥール・バトナガー(Atul Bhatnagar)氏が自社の事業戦略を説明、「統合IPテスティングのリーダーになる」と宣言した。米イクシアは6月24日、ワイヤレステスト製品ベンダのキャタプルトコミュニケーションズを買収した。これにより、従来のIP/イーサネット関連テスト製品ベンダから、WiMAX 、LTEなどのワイヤレスを含めたネットワークテストの総合ベンダに進化した。バトナガー氏はこれにより、同社は新たな成長フェイズに入ったと表現した。
米イクシア 社長兼CEO アトゥール・バトナガー氏イクシアはネットワークの拡張性やパフォーマンスを確保するための、レイヤ2〜7にわたるテストを実行する装置を開発・販売してきた。世界中の通信事業者やネットワーク機器ベンダを顧客に持つ。日本でもNTT持株会社、NTT東西、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、日立電線、アラクサラネットワークス、ネットワンシステムズ、伊藤忠テクノソリューションズなど、多くの企業が採用している。「日本の顧客は品質に強いこだわりを持っており、当社がよりよい企業になることを助けてくれている」という。
研究開発に売り上げの25%を費やすというイクシアは、最近では世界初の100G/40Gbpsイーサネットテスタを提供開始した。2010年中ごろともいわれるIEEE P802.3baの標準化作業終了に、1年以上先立つ製品提供となった。「このため、3年前に標準化グループに参加した」(バトナガー氏)。
日立電線はイクシアのテスタを用い、40G/100Gbpsイーサネットスイッチを2010年度中に発表の予定という。
同社の基本的な強みとするのは、1台の機器でエンドツーエンドのテストが行えること。高いパフォーマンス、FPGAの活用による柔軟なプロトコル対応も重要なポイントだ。日本市場での優位性については、「直接販売を生かし、顧客とのパートナーシップを築いている。日本企業は新技術への対応に積極的で、100G/40Gbps製品も最初にテストしてくれた」とバトナガー氏は話す。
今後は日本をはじめ世界各国でマルチプレイ化と次世代ワイヤレスへの移行が進む。通信事業者にとってはアプリケーションと接続技術の双方の複雑化に対処する必要が生じ、サービスの的確な予測がますます困難になる。イクシアは今後、統合テストソリューションで、こうした事業者の課題に応えるとバトナガー氏は語った。
関連リンク
情報をお寄せください:
TechTargetジャパン
- 実機では測定できない性能を測定? (2012/2/7)
システムの完成前に、達成し得る性能値や必要なサーバリソースを知るには? その解となる「性能シミュレーション技法」を解説 - 性能チューニング個所の検討 (2012/1/30)
アプリのチューニングや環境増強で、どの程度改善が見込める? 今回からは「実際に活用できる性能対策」を解説します - 遅いところを直すだけでいいのですか? (2012/1/24)
負荷が集中したときの性能ボトルネックを改善するのに、アプリケーションサーバとDB、どちらを優先すべきでしょう? - cloudfoundry.comを使ってみよう (2012/1/19)
VMwareが提供するPaaSプラットフォーム「CloudFoundry」。注目を集めるこの基盤を活用してPaaSを構築!
キャリアアップ
スポンサーからのお知らせ
- - PR -
イベントカレンダー
- - PR -
