標準提供価格は95万円から

EMC、中堅・中小向けユニファイドストレージを発売

2011/04/12

 EMCジャパンは4月11日、エントリレベルのユニファイドストレージ製品「EMC VNXe」を発売した。出荷開始は5月中旬以降。標準提供価格は最小構成で95万円(税別)となった。

 EMCジャパンは2月にエントリ/ミッドレンジ・ストレージ製品群の刷新を発表した。これまで、ブロックストレージとファイルストレージを別個の製品として提供してきたが、双方に対応できるユニファイドストレージ製品群に一本化した。このうちミッドレンジ製品シリーズのVNXについては詳細を明らかにしたが、エントリ製品シリーズのVNXeについては、販売体制や価格を改めて発表するとしていた。

emc01.jpg VNXeにはVNXe 3100とVNXe 3300の2モデルがある。こちらはVNXe 3100

 EMCジャパンの販売ディストリビュータ・パートナーである大塚商会、ソフトバンクBB、ダイワボウ情報システム、ネットワールドを通じて提供する。

 最小構成時の標準提供価格は95万円(税込み99万7500円)。これは、VNXe3100にシングルコントローラ、ストレージプロセッサ、300GBのSASディスクドライブ 6基を構成した場合の価格。管理ソフト「EMC Unisphere」、ボリューム仮想化、データ圧縮、重複除外、シン・プロビジョニング、スナップショット、NASライセンスを標準で搭載する。

(@IT 三木泉)

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