特権IDユーザーのログも集中管理
ネットアイキュー、AD管理のガバナンスツールの新板
2011/06/28
ネットアイキューは6月28日、「Directory and Resource Administrator Advanced Edition(DRA AE)8.6 」を発表した。7月4日に出荷開始する。
DRA AE は、Active DirectoryのID 申請・承認、AD とExchange のID やメールボックスの作成・変更・削除、運用権限委任、監査のためのログ収集・保管・レポーティングを行う管理ツール。特権IDを含む権限の行使に関するログ収集と、ドメインコントローラーごとに分散しないログの集中管理が行えるという。
DRA AE 8.6は、次のような特徴を備えるという。
• バッチ処理によるユーザーやメールボックスの作成、変更、および削除
• LDAP互換のADSIプロバイダにより、他社アプリとの連携が容易
• 300以上の権限、60以上の役割により、きめ細かな権限委任を実現
• AD環境の特権ID 管理
• Web コンソールにより、担当者やヘルプデスクに簡単に業務インタフェースを提供
• 権限行使対象 (グループ、ユーザーなど) の最小化
• 全てのADバージョンで、ゴミ箱による削除オブジェクトの復元が可能
• 完全なワークフロー機能による確実な作業進行と全行程の完全なログ保管
• 権限委任を含め、全ての操作を監査ログに記録するため、後日の追跡が可能
• AD Lightweight Directory Service (LDS、ADAM) により、スキーマ拡張なしで属性の追加が可能
• LDAPクエリによる詳細な検索が可能
• NetIQ Reporting Centerによる多彩なレポート
• Windows 2008 R2、Exchange Server 2010、Windows 7、Internet Explorer 9サポート
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