JDK 7やEclipseをサポート、Bambooとの連携も
Herokuが「Enterprise for Java」発表、エンタープライズ対応強化
2012/09/20
米Salesforce.com傘下のHerokuは9月19日、クラウドでJavaアプリケーションを構築して実行できるエンタープライズ向けの新サービス「Heroku Enterprise for Java」を発表した。2011年8月に発表したJava対応を、エンタープライズ向けにさらに強化することになる。
これまでJavaアプリ開発にはさまざまな開発ツールやランタイムインフラが必要とされ、アプリ開発と導入には何カ月もかかっていたとHerokuは説明。これに対してHeroku Enterprise for Javaでは、エンタープライズ向けに、初めて完全なJavaソリューションを1つのパッケージとして提供するとしている。
発表資料で同社COOは「エンタープライズデベロッパは、バックエンドインフラを構築する手間にわずらわされずに革新的なアプリケーションを開発できる、より良い方法を求めていた。Heroku Enterprise for Javaでは、オープンなクラウドプラットフォームをシングルクリックで簡単に利用でき、Javaにおける開発のあらゆるメリットが享受できる」とコメントしている。
サービスは「Salesforce Platform」の一部として提供され、主な特徴として、JDK 7と最新版のJDK 8ビルドを含むJava JDK/JVMのサポートに加え、高度なアプリの開発に必要なシステムをフルスタックで提供。HerokuのPaaS機能を活用した開発とステージングのための別環境も用意する。
さらに、商品開発用のコラボレーションソフトを手掛けるAtlassianのインテグレーションサービス「Bamboo」との連携により、アプリケーション配信プロセスの自動化に対応した。Eclipseのネイティブサポート、SLA保証付きのエンタープライズクラスサポートなども盛り込んでいる。
料金はアプリケーション当たり月間1000ドルから。同日よりサービスの提供を開始している。
関連リンク
情報をお寄せください:
- プログラムの実行はどのようにして行われるのか、Linuxカーネルのコードから探る (2017/7/20)
C言語の「Hello World!」プログラムで使われる、「printf()」「main()」関数の中身を、デバッガによる解析と逆アセンブル、ソースコード読解などのさまざまな側面から探る連載。最終回は、Linuxカーネルの中では、プログラムの起動時にはどのような処理が行われているのかを探る - エンジニアならC言語プログラムの終わりに呼び出されるexit()の中身分かってますよね? (2017/7/13)
C言語の「Hello World!」プログラムで使われる、「printf()」「main()」関数の中身を、デバッガによる解析と逆アセンブル、ソースコード読解などのさまざまな側面から探る連載。今回は、プログラムの終わりに呼び出されるexit()の中身を探る - VBAにおけるFileDialog操作の基本&ドライブの空き容量、ファイルのサイズやタイムスタンプの取得方法 (2017/7/10)
指定したドライブの空き容量、ファイルのタイムスタンプや属性を取得する方法、FileDialog/エクスプローラー操作の基本を紹介します - さらば残業! 面倒くさいエクセル業務を楽にする「Excel VBA」とは (2017/7/6)
日頃発生する“面倒くさい業務”。簡単なプログラミングで効率化できる可能性がある。本稿では、業務で使うことが多い「Microsoft Excel」で使えるVBAを紹介する。※ショートカットキー、アクセスキーの解説あり
|
|
キャリアアップ
- - PR -
転職/派遣情報を探す
「ITmedia マーケティング」新着記事
【Googleが公式見解を発表】中古ドメインを絶対に使ってはいけない理由とは?
Googleが中古ドメインの不正利用を禁止を公式に発表しました。その理由や今後の対応につ...
「TikTok禁止法案」に米大統領が署名 気になるこれからにまつわる5つの疑問
米連邦上院が、安全保障上の理由からTikTokの米国事業の売却を要求する法案を可決し、バ...
「気候危機」に対する理解 日本は米国の3分の1
SDGsプロジェクトはTBWA HAKUHODOのマーケティング戦略組織である65dB TOKYOと共同で、「...