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.NET TIPS スタート・ページで特定のプロジェクト項目を常に表示するには？［VS 2010以降］ デジタルアドバンテージ　一色 政彦 2010/06/10

　Visual Studio 2010では、［スタート ページ］の［最近使ったプロジェクト］リストに特定のプロジェクト項目（＝厳密にはソリューション項目）を常に表示しておくための、「ピン機能」が追加された。

　具体的には、まずVisual Studio 2010の［スタート ページ］の（※［スタート ページ］はIDEを起動すると自動的に表示されるが、表示されない場合には、IDEのメニュー・バーから［表示］−［スタート ページ］を選択する）、［最近使ったプロジェクト］欄に列挙されるプロジェクト項目（＝厳密にはソリューション項目）の1つの上にマウス・カーソルを置く。すると左端に［最近使ったプロジェクト一覧にこの項目のピンを設定します。］アイコンが表示されるので、これをクリックすればよい。次の画面はその例だ。

［最近使ったプロジェクト一覧にこの項目のピンを設定します。］アイコン

　デフォルトの設定では［最近使ったプロジェクト］欄には6つの項目が表示され、新しいプロジェクトを開くたびに、前回の最後（＝6番目）の項目がリストから外れる。しかしピンを設定した項目は、このときにリストから外されない。その代わりに、ピンが設定されていない最後の項目が外れるようになる。

　例えば、次の上の画面は「ConsoleApplication1」にピン設定をしているところで、下の画面は新たに「WindowsFormsApplication5」というプロジェクトを開いたところだ。

「WindowsFormsApplication5」を開く

ピン設定された項目はリストから外れない

　上の画面を見ると分かるように、ピン設定された「ConsoleApplication1」はリスから外れずに、ピン設定されていない「ConsoleApplication2」がリストから外れている。

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