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UPS (Uninterruptible Power Supply)

【ユー・ピー・エス】

別名
無停電電源装置 (uninterruptible power supply) 【ムテイデン・デンゲン・ソウチ】

最終更新日: 2003/05/28

 無停電電源装置。停電などの電源異常が発生してもシステムに電源を供給するための装置。内部にバッテリなどを内蔵しており、一般的には、システムを数分から数時間程度バックアップできる程度の性能を持っている。この間に電源を復旧したり、システムを安全にシャットダウンしたりする。UPSの中には、電源の異常を検知すると、システムに通知し、自動的にシャットダウン・シーケンスを実行可能とする機能を持つものもある。もしUPSがなく、システムの稼働中に突然停電が起こると、現在実行中のプログラムが中断されてしまうのはもちろんのこと、ディスクなどに未書き込みのバッファのデータが失われ、ファイルシステムの内容が破壊されたり、最悪の場合は周辺機器が物理的に破壊されたりすることがある。このような事態を防ぐためには、UPSを使って安全にシャットダウンできるようにする必要がある。

 また停電だけではなく、UPSでは、さまざまな電源異常に対する対策も用意されている。電力会社から提供されている商用電源は、常にほぼ安定した電力が供給されているように思われるが、実際にはさまざまな電圧変動を起こしている。そのうち、非常に短い時間(数マイクロ秒単位)で大きく電圧が変動するものをスパイクと呼び、もう少し長くなると(数ミリ秒単位)サージと呼ぶ。また、ほかの機器が起動したり、多数の機器を同時に使うことによって電圧が低下する現象(電圧降下)も発生するし、変電所の送電経路切り替えなどに伴う瞬間的な停電(瞬停)も起こっている。このような電源異常が起こると、システムによってはシステム内の一部のハードウェアが異常を起こし(例えばハードディスクが一瞬止まったり、メモリの一部のデータが失われたりする)、システムの動作が不安定になったり、以後の処理が不正になったりする。このようなトラブルを避けるためにも、UPSは有効に機能する。

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