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MD (Mini Disc)

【エム・ディー】

別名
ミニディスク (Mini Disc)

最終更新日: 2002/05/16

 直径2.5インチ(64mm)で厚さ1.2mmの光磁気ディスクを使った、音楽やデータの記録/再生用システム。ソニーが開発した。メディアはシャッター付きの丈夫なプラスチック・ケースで保護されており、CDやカセットよりも小型軽量で扱いやすいという特長がある。記録/再生可能なタイプと、再生専用タイプ(あらかじめ音楽が記録されたセル・タイプ)がある。外形サイズは72mm×68mm×5mmで、重量は20g程度だが、再生専用タイプはシャッターがなく、前面がラベル・エリアになっている。デジタル・オーディオ記録による高音質を生かして、ポータブルMDプレーヤだけでなく、ステレオ・ミニコンポやカー・オーディオ・システムなどで普及している。

 MDは、磁界変調オーバーライト方式を使った光磁気ディスク・システムである。当初のMOではいったん消去してから書き込みを行うため、1回の記録で2回転必要だったが、MDのオーバーライト方式では1回で消去と書き込みを行う。書き換え可能回数は100万回以上。CDと同様に、スパイラル方式のトラック構造(最初から最後までトラックがつながっている構造)を持つ。ただし再生専用タイプは光磁気ではなく、CDと同様にデータはピット(突起)を形成して記録されている。

 当初は音楽用として開発されたが、のちにデータを記録するためのMDデータ規格も追加された。データ用としての記録容量が約140Mbytesであることから分かるように、直径12cmのCDと比べると、5分の1程度の容量しかない。このサイズでCDと同等のデジタル・オーディオ・データを記録するために、ATRACやATRAC3という音声データの圧縮アルゴリズムを採用している。ATRACを使った標準モードのMDでは1枚のメディアで最大80分記録できるが、ATRAC3を使った長時間(MDLP)モードでは、LP2モードで最大160分、LP4モードで最大320分記録することができる。

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