■問題(2)の答え − ウイルスってどんなもの?

(3) アンチウイルスソフトのウイルス検索機能を使って、パソコンをすべて検査する

 アンチウイルスソフトがウイルスを検知したというのは、ウイルスに感染したことと同義ではありません。ウイルススキャンを行って、ウイルスの有無や感染しているか否かを確認するのは大切な作業です。

 しかし、フルスキャンは一般に長時間がかかります。ウイルス感染の恐れがある場合、まずはLANケーブルを抜いたり、無線LANを無効にしたりして、感染がオフィス内に拡大しないような措置を講じましょう。確認作業やウイルス除去はその後に行います。

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=ウイルスの被害=

 パソコンがウイルスに感染すると、どんなことが起こるのでしょうか? かつてはメッセージ表示したり、音楽を鳴らしたりといったものが多かったですが、プログラムやディスクを破壊したり、ファイルやデータを削除・改ざんするものもあります。

 企業にとって脅威となるのがコンピュータ内部のデータを勝手に流出さたり、外部からの不正アクセスを許すように働くウイルスです。それが顧客の個人情報のように非常に重要なデータだった場合、企業は深刻な社会的ダメージを受けることになります。もちろん「ウイルスのせい」「知らなかった」では済まされません。日ごろのウイルス対策(アンチウイルスソフトの適切な運用)に加えて、情報管理体制の整備が大切です。


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