■問題(2)の答え − ウイルスってどんなもの?

(1) アンチウイルスソフトが働いていて特に問題はないので、気にせずに仕事を続ける

 アンチウイルスソフトが「ウイルスを検知した」というのは、「ウイルスを駆除した」と同義ではありません。また、必ずしも「感染した」とも限りません。そこで迅速に感染の事実を確認し、感染してる場合はウイルス駆除などの対策を取る必要があります。

 ですが駆除の前に行うべきことがあります。感染拡大の防止です。オフィス内のパソコンがLANでつながっていれば、このネットワークを介してほかのパソコンにもウイルスが広がってしまうかもしれません。ウイルス感染の恐れがある場合、感染被害の拡大を防止することを第一に考えましょう。

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=アンチウイルスソフト=

 アンチウイルスソフトは、“パターンファイル(ウイルス定義ファイル)”を使ってウイルスの検知を行っています。パターンファイルとはウイルスに感染した状態のファイルやワームプログラムのパターンを収録したファイルです。アンチウイルスソフトはこのパターンと検査対象を照合して、ウイルスの検知を行います。

 コンピュータウイルスは日々新しいものが登場するため、アンチウイルス開発会社は頻繁にパターンファイルを更新し、インターネットなどで配布しています。アンチウイルスソフトを利用するときは、パターンファイルを常に最新のものに保つことが大切です。


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