INSUITE99を使ったグループウェアのASPソリューションを発表

2000/6/6

 ドリームアーツとコバルト・ネットワークス、アダムネットの3社は業務提携し、共同でASP市場向けのグループウェア製品を開発、販売を開始すると発表した。具体的にはドリームアーツのグループウェア「INSUITE99」をコバルト・ネットワークスの「Cobalt RaQ3J」に移植。短期間で展開可能なグループウェアソリューションとして、アダムネットがおもにISP/ASP向けに販売する。

  INSUITE99は、セットアップから運用、利用まですべてをWebブラウザから操作できるグループウェアで、スケジューラや電子メール、掲示板などの機能のほか、ファイル共有やライブラリ作成などのナレッジマネジメント機能ももつ。Cobalt RaQ3Jは、 1Uラック型のインターネットアプライアンスで、簡単なセットアップのみですぐにインターネットサーバとして利用開始できる。インテル系のCPUを搭載し、OSとしてRedHat系のLinuxを採用している。

 両製品ともWebブラウザからセットアップが可能で、導入後すぐに利用し始められる。INSUITE99のCobalt RaQ3Jへの移植はこうした特徴をうまく活かしつつ行われた。これにより、Cobalt RaQ3Jをブート後すぐにINSUITE99を利用可能なパッケージができあがっている。

  三井物産系のシステムインテグレータであるアダムネットは、この製品をおもにISP/ASP向けに販売していく。販売開始後3か月で、INSUITE99の利用ライセンスとして2万5000ライセンスを販売する見通しだという。エンドユーザーへの直販は、今後アダムネットのパートナーを通じて行う見通し。

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ドリームアーツ
コバルト・ネットワークス
アダムネット

 

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