日本HPが日本語版Pocket PC搭載マシンを発表

2000/8/17

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 日本ヒューレット・パッカードは8月16日、Pocket PC日本語版搭載機「HP Jornada 548」を発表。価格はオープンプライスで、10月5日より販売を開始する。なお、同社のプレスリリースでは「ハンドヘルドPC」とされているが、Jornada 548はキーボードを持たない「Palm-size PC」タイプの製品であることに注意。

 Jornada 548はCPUにSH-3の133MHz版を採用(Jornada 680/690と同じ)し、RAMを32MB実装する。ディスプレイは3.8インチカラーSTN液晶で、240×320ドット/4096色表示。インターフェイスはIrDA 1.0ポート、シリアル/USBポート、CF Type Iスロット×1。他にステレオヘッドフォンジャック、モノラルスピーカー、マイクを装備する。本体サイズは78(W)×130(D)×16(H)mmで、重量は260g。USBクレードルやシリアル接続ケーブル、ACアダプタ、カバーなどが付属する。

 本体ROMにはカスタマイズ可能なメニューソフト「HPホームメニュー」や各種の設定が行える「HP設定」、RAM上のアプリケーションやデータをCFカードにバックアップする「HPバックアップ」などが搭載されている。また、付属CD-ROMにはデジタルカメラ画像表示ソフト「PictureShot」、出入金管理ソフト「D Money」、HPモバイル辞書(英和・和英)、ゴルフゲーム「ZioGolf」などが収録されている。

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HPのプレスリリース「日本HP 、Pocket PC日本語版搭載のハンドヘルドPC 『HP Jornada 548』を発表」
マイクロソフトがPocket PC日本語版を発表 (@IT News)

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