XML技術知識が変化、XMLマスターが新試験に

2005/1/18

 XMLに関する認定資格の「XMLマスター」(XML技術者育成推進委員会)が新試験を6月1日より開始すると発表した。新試験の名称は「XMLマスター:ベーシック V2」と「XMLマスター:プロフェッショナル V2 」。

 XML技術者推進委員会は新試験に移行する理由を、XMLマスターを開始した当時と比べ、XMLが急速に普及したこと、さまざまな関連技術の勧告があったこと、それらにより、XMLの技術知識が変化した点を挙げる。

 新試験の内容として、ベーシックでは問題数が40問から50問に増える(試験時間は1時間のまま)。実際のシステムを想定したXML Schema、XSLTなどの実例を用いた問題などが増える予定だ。プロフェッショナルでは問題数が50問から40問に減る(試験時間は1時間30分のまま)。応用的で実践的なアプリケーション開発スキルの判定のため、プログラムコードの解析問題が増え、それに従って1問当たりの回答時間も長くなるためだという。具体的にはJavaアプリケーション、XSLTスタイルシート、XML Schemaなどのサンプルを提示する問題が出題されるという。

 新試験を開始するに伴って、現在のXMLマスターの試験は2005年5月いっぱいで終了となる。また、これまでの資格取得者は再受験する必要はなく、資格はそのまま有効となる。

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XMLマスター

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