バックアップ統合の新コンサル開始、シマンテック

2005/9/14

 シマンテックは9月13日、企業の個別システムに分散するバックアップ環境を統合するコンサルティングサービス「バックアップ コンサルティング サービス」を10月1日に開始すると発表した。複数のOSに対応するシマンテックのバックアップ/リカバリ製品「VERITAS NetBackup,now from Symantec」を利用する。シマンテックは現在、バックアップの導入サービスを、年間10システム程度受注しているが、新コンサルサービスの開始で2倍の年間20システムの受注を目指す。

シマンテックのエンタープライズコンサルティングサービス本部 シニアコンサルティングマネージャー 根元良一氏

 シマンテックのエンタープライズコンサルティングサービス本部 シニアコンサルティングマネージャー 根元良一氏は、国内企業のバックアップの問題点として「バックアップが部門別、担当者別に細分化、複雑化している」と指摘し、運用管理コストの増大につながっていると説明した。シマンテックの調べによると1台のバックアップサーバがデータをバックアップしているクライアント数は、ワールドワイドが平均13〜14台なのに対して、国内は平均2〜3台。根元氏は「TCOを削減するためにはバックアップ統合が重要」と訴えた。

 新コンサルサービスは、顧客システムの現状評価と業務に応じたバックアップポリシーを策定する「アセスメントサービス」と、企業の個別要件に対応したバックアップ運用手順やリカバリ運用手順などのドキュメントを作成する「アフターフォローサービス」を、既存のバックアップのコンサルティングサービスに追加する。

 この2サービスを加えることで、バックアップのコンサルサービスは「アセスメント」と、用件を分析してシステムをデザインする「デザイン」、導入や設定、ハンズオンを行う「インプリメンテーション」、そして「アフターフォロー」の4メニューになる。

 シマンテックは新コンサルサービスの提供に合わせて上記の4サービスを個別にメニュー化した。メニュー化したことで、シマンテックとパートナー企業の協業が行いやすくなるという。アセスメントとアフターフォローの2サービスは、開始時はシマンテックが提供。シマンテックの約10人のコンサルタントが対応する。

 価格はアセスメント、デザイン、インプリメンテーションが小規模システムの場合で各100万円から。アフターフォローが20万円から。

(@IT 垣内郁栄)

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シマンテックの発表資料

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