インテリシンク製ソフトを導入

W-ZERO3とLotus Notesの連携を実現、ハートフォード生命

2007/08/16

 インテリシンクは8月16日、同社のモバイル向けデータシンクソフトウェア「Intellisync Mobile Suite」をハートフォード生命保険が採用したと発表した。グループウェアのLotus Notesとモバイル端末のW-ZERO3を連携させるという。

 ハートフォード生命は、提携金融機関向けに研修やセミナーなどの販売サポートを提供するセールスコンサルタントが約100人いる。従来は、ハードディスクドライブを暗号化したノートPCを各コンサルタントに持たせて、VPN経由でLotus Notesにアクセスさせていた。だが、持ち運びが容易で、機動的に情報を確認できるモバイル端末を求める声が高まり、W-ZERO3の採用を決めた。

 W-ZERO3の導入で重要視されたのはLotus Notesとのデータ同期とセキュリティ。Mobile SuiteはLotus Notesのカレンダーやアドレス帳と同期可能で、電子メールのプッシュ受信にも対応する。また、W-ZERO3が盗難されたり、紛失した場合に、リモートでW-ZERO3をロックしたり、データを消去できるセキュリティ機能にも対応する。

(@IT 垣内郁栄)

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