ベータ版を公開

Flash Player最新版はH.264サポート、YouTubeも高精細化か

2007/08/22

 米アドビシステムズは8月21日、高精細(HD)ビデオ再生を可能にする「H.264」や、音声圧縮技術「HE-AAC」に対応したAdobe Flash Player 9(開発コード名:Moviestar)の最新アップデートのベータ版をAdobe Labsで公開した。H.264は従来のMPEG-2と比べて圧縮効率が2倍以上高いといい、次世代ディスクのBlu-RayやHD-DVDでもサポートされている。アップデートの正式版は2007年秋に公開する予定。

 アドビ製品では「Adobe Premiere Pro」「Adobe After Effects」がH.264をサポート。Flash PlayerがH.264をサポートすることで、動画編集、再生のワークフロー全体で高精細化を図れることになる。Flash技術はYouTubeなどの動画配信にも使われていて、今回のアップデートはYouTubeの高精細化につながる可能性もある。アドビは「Adobe Integrated Runtime」(AIR)のほか、AIRで開発した「Adobe Media Player」でもH.264を今後サポートする予定。

 アドビはH.264のサポートについて「コンテンツデベロッパは、Adobe Flash PlayerのH.264とHE-AACのサポートにより、配信データのエンコーディングと準備にかかるコストを軽減することができる」と説明している。

(@IT 垣内郁栄)

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