ウィザードやビュー機能の搭載で、より直感的に

コードギア、Railsに特化したIDE「3rdRail」を発売

2007/09/19

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 コードギアは米国時間の9月17日、オープンソースの開発フレームワーク「Ruby on Rails」向けの新しい統合開発環境、「3rdRail」(サードレイル)の提供を開始した。ベルリンで開催中の「RailsConfヨーロッパ」で発表された。コード補完、リファクタリング、スマートコードナビゲーション、デバッガなどを搭載する。Windows、Linux、Mac OS X版で英語版としてリリースする。価格は3万6000円(税別)。パッケージにはデータベース、Ruby、Ruby on Rails、Gem Manager、数種類のGem、ツールなどを含むRuby on Railsのランタイム環境が含まれる。また、コードギアが提供する組み込みやエンタープライズ向けのデータベース「InterBase」の開発者ライセンスも含まれる。

動的に生成されるメソッドでも補完が有効に

 「インテリジェントコード補完」は、メソッド補完、パラメータ補完、構文チェックなどを備える。候補は単純なマッチングではなく、慣例とセマンティックスに基づいて表示されるという。また、ランタイム時に動的に生成されるメソッドでも補完機能が有効。

 「コードナビゲーション」は、アプリケーション構造のナビゲートを支援する機能。依存関係ビューは、構文分析と意味分析の組み合わせでプロジェクトの相互依存関係のビューを提供する。

 「リファクタリング」はコードを直接変更することなく、アプリケーション構造を変更できる機能で、RoRに特化した機能が搭載されている。

 このほか、Ruby on Railsジェネレータの関連ステップを単一操作で実行できるようにウィザードを搭載したほか、コマンドライン操作に慣れた上級者向けにコマンドラインツール「CodeGear Commander」も備えた。CodeGear Commanderの出力中に含まれるテキストにはハイパーリンクが設定されており、ワンクリックでファイルやフォルダをIDE内で開くことができる。

 今回の発表に関して、Ruby言語の作者であるまつもとゆきひろ氏はコードギアの発表文の中で、「プログラミング初心者の頃にボーランドツールに大変お世話になった身としては、ボーランドの血脈を受け継ぐCodeGearのツールが、私が設計した言語をサポートするのを見るのはこの上なく光栄なことと感じます。3rdRailは初心者から上級者までカバーするように心配りされたインターフェイスが印象的です」とコメントしている。

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(@IT 西村賢)

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