使い勝手をLinuxに近づけたSolaris

LiveCDでインストールできるOpenSolaris公開へ

2007/11/02

 OpenSolarisプロジェクトは10月31日、LiveCDから起動してOpenSolarisシステムをインストールできる「OpenSolaris Developer Preview」を公開した。Linuxディストリビューションのようにアプリケーションやツール類のバイナリを1枚のCD-ROMに収めたOpenSolarisの作成を目指した「プロジェクト・インディアナ」の初めての成果物で、開発者向けのプレビュー版。標準でGNUツールやbashを採用する。

 GUIインスーラ「Slim」や、パッケージシステム「IPS」(Image Packaging System」を備える。IPSはプロトタイプで全機能を実装していないが、来年3月を予定している正式版リリース時には、従来のSVR4のパッケージ管理ツールと共存できるようになるという。IPSは安全性のためにスクリプトサポートを排し、「アクション」だけを利用可能とするなど、新たな試みも見られる。

(@IT 西村賢)

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