Weekly Top 10

Google、弱い国でトップページ刷新説

2008/03/24

 先週の@IT NewsInsightのアクセスランキングは第1位はGoogleの日本語ページの刷新を伝える「Googleのトップページがリニューアル」だった。発表前に、Googleのトップページに偶然アクセスした記者はページが刷新されていることを発見。グーグル日本法人に電話してリニューアルされたことを確認し、記事の公開を急いだ。

NewsInsight Weekly Top 10
(2008年3月17日〜3月23日)
1位 Googleのトップページがリニューアル
2位 SATAドライブは基幹システムに使える
3位 日本でボイスメッセージがはやらないのはベンダに責任? 日本アバイア
4位 もう1つのガラパゴス「受託開発」
5位 ブログ同士を結んでSNS化、ヤフーが新サービス
6位 ドコモがイスラエルの3Dアバター企業「Gizmoz」に出資へ
7位 HTML5が持つ本当の意味
8位 Linuxの標準化が進まなかった理由
9位 フリー技術者に朗報か否か、首都圏コンピュータがJV方式導入
10位 OpenIDとリバティは「相互運用でいいところ取りできる」

 記事にはリニューアルされた日本語ページの画像を載せることを決め、スクリーンショットを取得した。同時に「ほかの国のGoogleはどうなっているのだろう?」と思い、米国をはじめ、各国のGoogleにアクセスしてみた。しかし、韓国と中国のテストページを除いて、各国ともほぼ米国本家と同じレイアウト、構成。「検索」などの文字だけが各国語になっているだけだった。お国柄を反映したトップページが見られると思っていただけに残念だった。

 トップページのレイアウトや構成を変更しているのはほぼ、日中韓だけということになる。この3カ国に共通するのはGoogleの検索シェアがトップではないということだ。米comScoreの2007年9月の発表によると、2007年7月の日本でのGoogleの検索シェアは35.0%で、Yahoo! JAPANは47.4%。Googleは急追しているものの、まだ開きがある。そして中国は百度、韓国はNAVERがそれぞれ6〜7割のシェアを取っていて、Googleは中国で20%程度、韓国では5%以下と大きく低迷している。いずれの国も2バイト言語を使っていることもシェアに関係しているのかもしれない。

 トップページのリニューアルはシェアの拡大が狙いなのは間違いないだろう。そっけないくらいシンプルな以前のページと比較して、タブを使って各サービスにアクセスしやすくした日本語の新トップページは使いやすいと思う。このトップページが受け入れられてGoogleはシェアを伸ばし、Gmailなどほかのサービスの利用拡大につなげることができるだろうか。

(@IT 垣内郁栄)

情報をお寄せください:

アイティメディアの提供サービス

キャリアアップ


- PR -
ソリューションFLASH

「ITmedia マーケティング」新着記事

広告クリエイティブの効果を配信前にAIが予測、電通グループ4社が「MONALISA」を開発
Instagram、Facebook、Twitterの3種類のソーシャルメディアにおける動画再生完了率とCTR...

高齢者のフリマアプリ利用、頻度では若者と互角――楽天調べ
楽天のフリマアプリ「ラクマ」でシニアユーザーが激増しています。その背景とは。

営業からマーケターへのキャリアパス、全力でやってきたことは必ず次につながる
おかんマーケターとしてデビューして1年半でB2Bマーケターのアワードを受賞した筆者。そ...